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セキュリティデザインとリスク軽減

Talend Management ConsoleDynamic Engineのソリューションにはセキュリティに特化したデザインが組み込まれており、あらゆるクラウドソリューションの使用に関連する一般的リスクに対応します。
  • ネットワーク通信:
    1. Talend Management ConsoleDynamic Engineのさまざまな部分にわたる通信はすべて、HTTPSまたはWSSを介して行われます。
    2. どのユーザーも、Talend Management ConsoleとそのAPIエンドポイントのみを通じてDynamic Engineにアクセスする必要があります。
    3. KubernetesクラスターにデプロイされたTalendの処理サービスは、HTTPS上のWebソケットまたはActiveMQを介してTalend Cloudに直接または間接的に接続されます。Talend Cloudサービスはリクエストの分離を念頭にデザインされているため、特定のDynamic Engine環境をターゲットとするリクエストは他のDynamic Engine環境には到達できません。
  • 認証と承認:

    Talend Cloudユーザーは、Talend Management Consoleに認証し、その間にDynamic Engineを管理するための[Engines - Manage] (エンジン - 管理)権限(ID: TMC_CLUSTER_MANAGEMENT)を取得する必要があります。このユーザーのログインアクティビティは、Talend Cloudログに記録されます。

  • DoS攻撃からの保護:

    jobLimitsプロパティを使用すれば、各Dynamic Engine環境でデプロイおよび実行するジョブサイズを制限できます。この制限を超えたアーティファクトは、DoS攻撃から保護するために削除されます。

    jobLimitsプロパティは、各Dynamic Engine環境のglobal-configurationと呼ばれるConfigMapに追加され、次の例の形式を受け入れます:
    "jobLimits": {
      "maxZipNameLength": 240,
      "maxZippedEntries": 2048,
      "maxUnzippedSize": 1000000000,
      "maxUnzippedFolderNameLength": 240,
      "maxUnzippedFileNameLength": 240,
      "maxZipDepth": 64
    }
    このうち、
    • maxUnzippedSizeは、解凍されたzipファイルの最大サイズ(バイト)です。
    • maxZippedEntriesは、zipファイルに含まれているファイルとディレクトリーの最大数です。
    • maxZipDepthは、各アーティファクトzip内のディレクトリーの最大ネスト化レベルです。

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