メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

tSolrOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワーク内で実行されているtSolrOutputを設定するために使われます。

標準tSolrOutputコンポーネントは、ビジネスインテリジェンスファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2024-09以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

基本設定

[Property type] (プロパティタイプ) [Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[URL] アクセスしたいSolrサーバーのURLアドレスを入力します。例: http://localhost:8983/solr/.
[Required authentication] (必要な認証) Solrサーバーへのアクセスで認証を求められる場合は、このチェックボックスをオンにします。その場合は、[Login] (ログイン)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドに、ユーザー名とパスワードを入力します。
情報メモ注: パスワード、トークン、クライアントシークレットキーを入力するためには、該当するフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワード、トークン、シークレットのいずれかを入力してOKをクリックします。[pure password] (純粋なパスワード)モードであればJSON文字列を、JavaモードであればJava式を入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
[Mode] (モード) Solrのクラスターを操作するモードを1つ選択します:
  • SolrCloud: この自動集中管理モードを選択した場合は、対応するフィールドにコレクション名( すべてのコアを含む) を入力します。
  • [User-Managed mode] (ユーザー管理モード): この手動管理モードを選択した場合は、対応するフィールドにコア名を入力します。
    情報メモ注:
    • [Collection] (コレクション)フィールドと[Core] (コア)フィールドの値は、このコンポーネントのスキーマに影響します。これらのフィールドを設定した後、[Sync columns] (カラムを同期)ボタンをクリックしてスキーマをアップデートすることをお勧めします。
    • コレクションを検索する時、コレクションによっては._designerというプレフィックスで表示されるものがあります: これは、コレクションとして正しく表示されるよう、このコレクションを設定してSolr側で公開する必要があることを意味します。

Solrクラスターとその動作モードの詳細は、Solr Cluster Typesをご覧ください。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集) スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。
  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保存されており、さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Sync columns] (カラムを同期) このボタンをクリックすると、前のコンポーネントからスキーマを取得できます。
アクション
データで実行する操作を以下から選択します:
  • [Insert] (挿入): 1つまたは複数の新しいレコードをSolrコアに挿入します。データを上書きしないので、このアクションは本番環境ではほとんど使われないため、同じ識別子を持つレコードを複数追加できます。詳細は、Solrのドキュメンテーションをご覧ください。
  • [Upsert] (アップサート): Solrコアで新しいレコードを作成するか、既存のレコードをアップデート(および上書き)します。
  • [Delete] (削除): Solrコアで1つ以上のレコードを削除します。このアクションでは、複雑なクエリーはサポートされていません。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータを収集するには、このチェックボックスを選択します。
[Max batch size] (最大バッチサイズ)

各バッチで許可される最大レコード数を設定するために使われます。

[Connection timeout (ms)] (接続タイムアウト(ミリ秒)) コネクターがサーバーへの接続を確立するまでのタイムアウト期間(ミリ秒)を設定するために使われます。接続の確立に失敗した場合はエラーが発生します。
[Receive timeout (ms)] (受信タイムアウト(ミリ秒)) レスポンスデータ受信のタイムアウト期間(ミリ秒)を設定するために使われます。読み取りタイムアウト期間が経過してもデータが受信されない場合は、エラーが発生します。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

使用方法

使用ルール このコンポーネントは、ジョブ内のデータフローの終了コンポーネントです。このコンポーネントは、[Row] (行) > [Main] (メイン)リンクからデータを受け取ります。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。