tSolrInputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワーク内で実行されているtSolrInputを設定するために使われます。
標準のtSolrInputコンポーネントは、ビジネスインテリジェンスファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) | [Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
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[URL] | アクセスしたいSolrサーバーのURLアドレスを入力します。例: http://localhost:8983/solr/. |
[Required authentication] (必要な認証) | Solrサーバーへのアクセスで認証を求められる場合は、このチェックボックスをオンにします。その場合は、[Login] (ログイン)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドに、ユーザー名とパスワードを入力します。 情報メモ注: パスワード、トークン、クライアントシークレットキーを入力するためには、該当するフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワード、トークン、シークレットのいずれかを入力してOKをクリックします。[pure password] (純粋なパスワード)モードであればJSON文字列を、JavaモードであればJava式を入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
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[Mode] (モード) | Solrのクラスターを操作するモードを1つ選択します:
Solrクラスターとその動作モードの詳細は、Solr Cluster Typesをご覧ください。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) | スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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[Guess Schema] (推測スキーマ) | このボタンをクリックすると、設定に応じたスキーマを取得できます。 |
[Query] (クエリー) | クエリーステートメントを入力し、取得するデータを選択します。このフィールドを空のままにしておくと、コレクションまたはコアのレコードがすべて検索されます。 例:moviesという名前のコレクション/コアで、name:"Grapes" AND release_date:1940と入力すると、1940年に公開され、タイトルにGrapesという単語が含まれている映画(Grapes of Wrathなど)がすべて返されます。 |
[Filter query] (フィルタークエリー) | テーブル行の形式でクエリー文を入力し、フィルタリングするデータを選択します。このテーブルを空のままにしておくと、コレクションまたはコアのレコードがすべて検索されます。 例:moviesという名前のコレクション/コアで、[Value] (値)にname:"Kid"と入力すると、タイトルにKidという単語が含まれている映画(The KidやKarate Kidなど)がすべてフィルタリングされます。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータを収集するには、このチェックボックスを選択します。 |
[Connection timeout (ms)] (接続タイムアウト(ミリ秒)) | コネクターがサーバーへの接続を確立するまでのタイムアウト期間(ミリ秒)を設定するために使われます。接続の確立に失敗した場合はエラーが発生します。 |
[Receive timeout (ms)] (受信タイムアウト(ミリ秒)) | レスポンスデータ受信のタイムアウト期間(ミリ秒)を設定するために使われます。読み取りタイムアウト期間が経過してもデータが受信されない場合は、エラーが発生します。 |
[Retrieve all records using pagination] (ページネーションを使ってレコードをすべて取得) | このオプションを選択すると、レコードを検索する時にページネーションを使用できます。 選択された場合、1ページに返せるレコードの最大数を[Max records per page] (ページあたりの最大レコード数)フィールドに入力します。 選択されない場合、限られた数のレコードのみが検索されます。[Start] (開始)フィールドに、レコードの検索を開始するレコード番号を指定します。最初のレコードから開始する場合は、0に設定します。最初の10レコードのみを検索する場合は、[Start] (開始)フィールドに0と、[Max records per page] (ページあたりの最大レコード数)フィールドに10と入力します。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、ジョブ内のデータフローの開始コンポーネントです。このコンポーネントは、[Row] (行)リンクを介して他のコンポーネントにデータを送信します。 |