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tSocketOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSocketOutputを設定するために使われます。

標準tSocketOutputコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Host name] (ホスト名)

ホストサーバーの名前またはIPアドレス

[Port] (ポート)

開くリスニングポート

[Compress] (圧縮)

必要な場合、このチェックボックスをオンにしてデータをZIP化します。

[Retry times] (再試行回数)

ジョブが失敗するまでの再試行回数。

Timeout (タイムアウト)

ポートを閉じる前に待機する秒数。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスの選択を外します。

[Field separator] (フィールド区切り)

フィールドを区切る文字、文字列、正規表現のいずれか。

[Row separator] (行区切り)

行を区別するための文字列(例:Unixでは "\n")。

[Escape Char] (エスケープ文字)

エスケープする行の文字

[Text enclosure] (テキストエンクロージ​ャー)

テキストを囲むために使用する文字。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

 

[Built-in] (組み込み): このコンポーネントに対してのみ作成されたスキーマがローカルに保管されます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保管されているため、さまざまなプロジェクトやジョブフローチャートで再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

[Encoding] (エンコーディング)

リストからエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドは、DBデータ処理で必須となります。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントにより、ワークステーションまたはサーバーへのアクセスポイントが開かれます。このコンポーネントにより、ジョブが開始され、一定時間が経過した後にのみ停止されます。

制限事項

ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Talend StudioIntegrationパースペクティブにある[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。

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