tSambaOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSambaOutputを設定するために使われます。
標準のtSambaOutputコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Property Type] (プロパティタイプ) |
接続の詳細を設定する方法を選択します。
[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)を選択した場合、このオプションは利用できません。 |
[Use an existing connection] (既存の接続を使用) |
定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 情報メモ注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、親ジョブと子ジョブの間の既存の接続を共有したい場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、次のように実行します。
ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、データベース接続を共有をご覧ください。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
ジョブで接続されている先行コンポーネントからスキーマを取得するには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。 |
[Host] (ホスト) |
SambaホストのIPアドレスまたはホスト名。 このフィールドは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)オプションを選択した場合は利用できません。 |
[Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) |
Sambaホストへのアクセスに必要な認証情報を入力します。 パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
これら2つのフィールドは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)オプションを選択した場合は利用できません。 |
[Domain] (ドメイン) |
Sambaのホストドメイン名を入力します。 このフィールドは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)オプションを選択した場合は利用できません。 |
[Share directory] (ディレクトリーを共有) |
目的のファイルが存在する共有ディレクトリーの共有名を入力します。この共有ディレクトリーは、リモートファイルの親ディレクトリーとなります。 |
[Remote file] (リモートファイル) |
データの書き込み先ファイルへの相対パスを入力します。ファイルが既に存在する場合は上書きされます。 |
[File type] (ファイルタイプ) |
ファイルタイプとしてJSONとCSVのいずれかを選択します。 |
[Line separator type] (行区切りタイプ) |
行区切りとして、[Windows type] (Windowsタイプ)、[Linux type] (Linuxタイプ)、[Other] (その他)のいずれかを選択します。 [Other] (その他)を選択した場合は、[Line separator string] (行区切り文字列)フィールドで行区切りを指定します。 このオプションは、[File type] (ファイルタイプ)ドロップダウンリストでCSVを選択した場合に利用できます。 |
[Encoding type] (エンコーディングタイプ) |
ドロップダウンリストで、[UTF 8]、[ISO-8859-15]、[Other] (その他)のいずれかのエンコーディングタイプを選択します。 [Other] (その他)を選択した場合は、[Custom encoding] (カスタムエンコーディング)フィールドでエンコーディングを指定します。 このオプションは、[File type] (ファイルタイプ)ドロップダウンリストでCSVを選択した場合に利用できます。 |
[Set header] (ヘッダーを設定) |
このオプションを選択すると、先頭行をヘッダーとして扱うことができます。ヘッダーとして扱う行数は[Number of lines] (行数)フィールドで指定できます。 このオプションは、[File type] (ファイルタイプ)ドロップダウンリストでCSVを選択した場合に利用できます。 |
[Field separator type] (フィールド区切りタイプ) |
ドロップダウンリストでフィールド区切りを選択します。 [Other] (その他)を選択した場合は、区切りとして扱う文字を[Field separator] (フィールド区切り)フィールドに入力します。 このオプションは、[File type] (ファイルタイプ)ドロップダウンリストでCSVを選択した場合に利用できます。 情報メモ注: 現在、Spaceはフィールド区切り文字としては使用できません。
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[Create directory] (ディレクトリーを作成) |
このオプションを選択すると、[Remote file] (リモートファイル)フィールドで指定されたディレクトリーが存在しない場合はファイルにデータを書き込む前に作成されます。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
[Max batch size] (最大バッチサイズ) |
バッチで書き込める最大行数を指定します。 |
グローバル変数
ERROR_MESSAGE |
エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。 |
NB_LINE |
処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、Samba v2またはv3でCSVファイルやJSONファイルに書き込み、フィールド区切り値でフィールドを分離するために使用します。 |