アプリケーションのエクスポート
Export Applications ステップでは、Qlik Sense Client-Managed 環境からアプリケーションのアセットを取得し、その .qvf ファイルをサーバー上のプロジェクトの Exported Apps フォルダーにエクスポートします。このプロセスには、シート、ブックマーク、ストーリーなどの関連メタデータが含まれます。
事前に必要なステップ
この移行ステップで、事前に必要なステップはありません。
ステップの詳細
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検索方法:
アプリケーションはプランから選択され、Qlik Repository Service (QRS) API を介してソース環境から直接引き出されます。 -
スコープ:
プラン内で選択されたすべてのアプリがエクスポートされます。エクスポート動作は、プラン内のクラウド テーブルの Export Scope 項目で構成できます。次の 3 つのオプションがあります。- All (既定) - 公開、コミュニティ、プライベートのシートをエクスポートします。
- Published - 公開およびコミュニティのシートのみをエクスポートします。
- Approved - 公開シートのみをエクスポートします。
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エクスポート モード:
- With Data: データ モデルを含めてアプリケーションをエクスポートします。
- Without Data: アプリケーション構造のみをエクスポートします。Reload Applications のステップを使用して、これらのアプリを後で Qlik Cloud にリロードできます。
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出力場所:
ファイルは次の場所に保存されます。
Qlik Analytics Migration Tool\Migration Projects\<PROJECT>\Exported Apps
注意
- データを含むエクスポートは、特に移行中にソース環境が利用できなくなる場合に、アプリの現在の状態を保持するのに便利です。
- データなしのエクスポートはより軽量で、最新のデータやクラウド ネイティブのデータ接続を使用してターゲット環境で再ロードが可能です。
- コミュニティおよびプライベートシートを移行するには、Qlik Sense November 2022 以降が必要です。Qlik Sense のバージョンが November 2022 より前の場合、このステップを実行する前に、移行対象として設定されているすべてのシートを公開シートに変換する必要があります。