アプリケーション
Migration Steps の Applications セクションには、Qlik Sense アプリケーションに関連するすべての操作が含まれています。QlikView アプリケーションは対象外であり、QlikView 移行ステップで別途処理されます。
Qlik Cloud における検索方法
移行プロセスを通じてアプリケーションのマッピングとターゲティングを正確に行うために、Qlik Analytics Migration Tool は Qlik Cloud 内で一貫した識別アプローチを採用しています。
- Import Applications ステップが実行されると、各アプリケーションの説明は、構造化された JSON オブジェクトを含むように自動的に更新されます。このオブジェクトには、オリジナルの On-Premise App Description と On-Premise App ID の両方が含まれています。
- この仕組みにより、テナント全体で一貫したアプリケーションの追跡が可能になり、リロード、スクリプトの更新、公開など、その後の移行ステップで正しいアプリケーションが参照されるようになります。
アプリケーションの種類と検索動作
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個人アプリケーション:
共有スペースの割り当てがない場合は、個人とみなされます。これらのアプリは、指定された Qlik Cloud 所有者の個人スペース内で場所を特定することで取得されます。所有者がテナントに存在しない場合、システムはすべての個人スペースで一致するアプリケーションを検索します。 -
個人以外 (共有または管理) アプリケーション:
指定されたスペース内でアプリの説明と一致することによって取得されます。両方のバリアントで同一の説明が共有される可能性があるため、これにより同じアプリケーションの公開バージョンと未公開バージョンを正確に区別できるようになります。
注
この検索戦略により、複雑な環境においても複数のジョブやプランにわたって、スクリプト更新、リロード、検証、所有権の再割り当てなど、すべてのアプリケーション関連移行ステップを確実に実行できます。