アプリケーションの検証
Validate Applications ステップでは、各アプリケーションの Qlik Sense Client-Managed バージョンと Qlik Cloud バージョンを比較し、移行の成功を評価します。これは、両方の環境への WebSocket 接続を使用したデータとオブジェクト レベルの検証によって実行されます。
事前に必要なステップ
Import Applications
ステップの詳細
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検索方法:
Import Applications ステップで作成されたアプリケーションの説明メタデータを基にアプリケーションを特定します。 -
検証ロジック:
- オンプレミス版と Qlik Cloud 版のアプリ両方に WebSocket 接続を確立します。
- データ モデルを比較して、両方のアプリにデータが含まれているかどうかを確認します。
- 両方のデータが存在する場合、詳細なオブジェクト レベルの比較を実行します。
- 非公開チャートはハイパーキューブ定義に変換されます。
- 内部ハイパーキューブのデータ構造を比較して整合性を確認します。
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レポート出力:
包括的な検証レポートが生成され、サーバー上のジョブ フォルダー内のValidations
フォルダーに.XLSX
フォーマットで保存されます。
注意事項
- 比較対象は公開シートのオブジェクトのみです。
- アプリケーションがデータなしでエクスポートされた場合、この検証を実行する前に Reload Applications ステップが完了している必要があります。
- このステップは、ビジネス ロジックの正確度を検証し、クラウド版がオンプレミス版と同じように動作することを確認するのに便利です。