汎用データベース
汎用データベースは、項目名が項目値として 1 列に、項目値が 2 番目の列に保存されるテーブルです。通常、汎用データベースは、さまざまなオブジェクトの属性に対して使用されます。
以下の GenericTable の例をご覧ください。これは、ball と box の 2 つのオブジェクトを含む汎用データベースです。color および weight など、いくつかの属性は両方のオブジェクトに共通していますが、diameter、height、length、width は共通ではありません。
オブジェクト | 属性 | 値 |
---|---|---|
ball | color | red |
ball | diameter | 10 cm |
ball | weight | 100 g |
box | color | black |
box | height | 16 cm |
box | length | 20 cm |
box | weight | 500 g |
box | width | 10 cm |
属性の多くは特定のオブジェクトに関連していないため、それぞれの属性が固有の列を持つような方法でデータを保存することは不適切と考えられます。
一方、length と color、weight を混在させて表示すると、混乱を招く可能性があります。
標準的な方法でこのデータベースを Qlik Sense にロードし、データがテーブルに表示される場合、以下のようになります。
ただし、このテーブルが汎用データベースとしてロードされた場合、2 列目と 3 列目が個別のテーブルに分割されます (2 列目の一意の値ごとにテーブルが 1 つ作成されます)。
次の例に示すように、これを行うための構文は単純です。