詳細な消費レポートで実行ごとの使用容量を監視
Qlikクラウドのデータ容量レポートアプリを使えば、Talend Management Consoleでのジョブ実行による消費容量を監視できます。
このアプリでは、テナントの月間消費容量を統合レベルと詳細レベルの両方で監視し、Talend Management Consoleアカウントやテナントのリソースをどのように消費しているかに関する洞察が得ることができます。
この消費量は実行回数と実行時間で測定され、現在の容量と過去の月間使用量が表示されます。
ジョブ実行
ジョブ実行とは、Talend Management Consoleにおけるジョブタスクの実行のことです。
[Job Executions] (ジョブ実行)ページには、当月の使用容量、過去12か月の使用量の概要、過去3か月までの使用量の詳細が表示されます。
この測定では、開始された実行のみが考慮されます。したがって、デプロイに失敗した実行はカウントされません。開始された実行については、[Failed] (失敗)ステータス(APIレスポンスでDEPLOY_FAILEDとEXECUTION_FAILEDのもの)も測定から除外されるので、容量を消費することはありません。
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使用状況の概要:
棒グラフは、個々のテナント別にフィルタリングするオプションなしで全テナントの統合概要を表します。
グラフの凡例にあるように、点線は消費すると予想される最大容量を表し、この線を超えた棒の部分は赤くなります。
詳細ビュー:
詳細な使用状況については、月、テナント、環境、ワークスペース、エンジン別に情報をフィルタリングできます。
ジョブ実行時間
ジョブ期間とは、Talend Management Consoleにおけるジョブタスクの実行時間のことです。
ジョブの実行時間だけでなく、ジョブの実行時間の合計も毎月の消費容量を測定する値メーターの役割を果たします。
- 定時実行に失敗したものだけが測定から除外されます。ルート、データサービスジョブ、Sparkストリーミングジョブといったストリーミングジョブは常に考慮されます。失敗したストリーミングジョブタスクは完了したものと見なされます。
- ストリーミングジョブの測定は毎月末に調整されます。つまり、当月にこれらのジョブが消費した実際の時間が表示されるものの、その月の終了時に使用容量としてカウントされるのは、最終的にその消費量の10%のみです。