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tMomOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMomOutputを設定するために使われます。

標準tMomOutputコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Use existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている場合、[Component List] (コンポーネントリスト)には同じジョブレベルの接続コンポーネントのみが表示されます。

[Failover] (フェイルオーバー)

このチェックボックスをオンにすると、ActiveMQフェイルオーバー転送が使用されます。フェイルオーバー転送の詳細は、フェイルオーバー転送リファレンスをご覧ください。

このチェックボックスは、[MQ server] (MQサーバー)リストから[ActiveMQ]が選択されていて、[Static Discovery] (スタティック検出)チェックボックスが選択されていない場合にのみ使用可能です。

[Static Discovery] (スタティック検出)

このチェックボックスをオンにすると、ActiveMQスタティック転送検出メカニズムが使用されます。スタティック転送についての詳細は、スタティック転送リファレンスをご覧ください。

このチェックボックスは、[MQ server] (MQサーバー)リストから[ActiveMQ]が選択され、[Failover] (フェイルオーバー)チェックボックスが選択されていない場合にのみ使用可能です。

[URI parameters] (URIパラメーター)

URIパラメーターを入力します。

このフィールドは[Failover] (フェイルオーバー)または[Static Discovery] (スタティック検出)チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。

[MQ server] (MQサーバー)

リストから接続するMQサーバーのタイプ[ActiveMQ][JBoss Messaging]、または[WebSphere MQ]を選択します。選択したサーバータイプによって、必要なパラメーターが若干異なります。

[Use SSL Transport] (SSL転送を使用)

このチェックボックスをオンにすると、ActiveMQ SSL転送を使用できます。SSL転送の詳細は、SSL転送リファレンスをご覧ください。

このチェックボックスは[MQ server] (MQサーバー)リストから[ActiveMQ]が選択されている場合にのみ使用可能です。

[Host] (ホスト)

MQサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。

[Port] (ポート)

MQサーバーのリスニングポートを入力します。

[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

ユーザー認証情報を入力します。

パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。

[Channel] (チャネル)

接続を確立するチャネルの名前を指定します。デフォルト値はDC.SVRCONNになります。

このフィールドは[MQ server] (MQサーバー)リストから[WebSphere MQ]が選択されている場合にのみ使用可能です。

[To] (宛先)

サーバが要求する構文を考慮して、メッセージの宛先を入力します; これには、対象となるフォルダの種類と名前が含まれている必要があります。例:queue/Aやtopic/testtopicなどこのフィールドでは大文字と小文字が区別されます。

このフィールドは[MQ server] (MQサーバー)のリストから[ActiveMQ]または[JBoss Messaging]が選択されている場合にのみ使用できます。

[Message Type] (メッセージタイプ)

メッセージの種類を選択します:[Topic] (トピック)または [Queue] (キュー)いずれか。

このリストは [MQ Server] (MQサーバー)のリストからActiveMQまたは JBoss Messagingが選択されている場合にのみ使用できます。

[Message Body Type] (メッセージ本文タイプ)

[Text Message] (テキストメッセージ)[Bytes Message] (バイトメッセージ)または[Map Message] (マップメッセージ)のメッセージ本文タイプを選択します。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。

tMomOutput使用状況では、スキーマは読み取り専用ですが、入力されるスキーマに応じて変更されます。サーバーは、1カラムのスキーマのみに[Messages] (メッセージ)を含めることを期待しています。

QueueManager

接続を確立するキューマネージャーの名前を指定します。

このフィールドは[MQ server] (MQサーバー)リストから[WebSphere MQ]が選択されている場合にのみ使用可能です。

[MessageQueue]

メッセージキューイングアプリケーションでメッセージを書き込むことができるメッセージキューの名前を入力します。

このフィールドは[MQ server] (MQサーバー)リストから[WebSphere MQ]が選択されている場合にのみ使用可能です。

[Set Transacted] (トランザクションの設定)

このチェックボックスをオンにすると、セッションを取引できます。このパラメーターの詳細は、https://publib.boulder.ibm.com/iseries/v5r2/ic2924/books/csqzaw07.pdfをご覧ください。

このチェックボックスをオンにすると、tMomInput[Advanced settings] (詳細設定)ビューの[Acknowledgement Mode] (確認応答モード)リストの設定は無視されます。

[Is using message id to set] (メッセージIDを使用して設定)

このチェックボックスをオンにすると、IDに基づいてメッセージを設定することができます。

このチェックボックスは、[Message Body Type] (メッセージ本文タイプ)リストから[Text Message] (テキストメッセージ)または[Bytes Message] (バイトメッセージ)が選択されている場合にのみ使用できます。

詳細設定

[Additional options] (その他のオプション)

テーブルに追加の転送オプションを定義します。このテーブルは[Basic settings] (基本設定)ビューの[Failover] (フェイルオーバー)または[Static Discovery] (スタティック検出)チェックボックスをオンにした場合にのみ使用できます。

  • [Option name] (オプション名): オプションの名前。

  • [Option value] (オプション値): オプションの値。

たとえば、[Option name] (オプション名)フィールドにmaxReconnectAttemptsと入力し、[Option value] (オプション値)フィールドに0を指定すると、使用可能なサーバーがない場合には接続の再試行は試行されません。

フェイルオーバー転送オプションの詳細は、フェイルオーバー転送リファレンスをご覧ください。

スタティック検出転送オプションの詳細は、スタティック転送リファレンスをご覧ください。

[Delivery Mode] (配信モード)

JMSでサポートされている配信モードを選択します:

[Not Persistent] (永続的ではない):この配信モードでは、メッセージを安定したストレージに記録する必要はありません。

[Persistent] (持続的):この配信モードでは、クライアントの送信操作の一部として、メッセージを安定したストレージに記録する必要があります。

配信モードの詳細は、以下をご覧くださいhttps://publib.boulder.ibm.com/iseries/v5r2/ic2924/books/csqzaw07.pdf

([MQ Server] (MQサーバー)のリストで[ActiveMQ]または[JBoss Messaging]が選択されている場合に使用できます)。

[Set Jms Header] (Jmsヘッダーの設定)

このチェックボックスをオンにすると、JmsフィールドからMQサーバーのMQシリーズフィールドのマッピングでJmsヘッダーが送信されます。このチェックボックスをオンにすると、 [Parameters] (パラメーター)テーブルのプラスボタンをクリックして、追加した行のヘッダー名とヘッダー値を指定できます。Jmsヘッダーの使用方法は、https://publib.boulder.ibm.com/iseries/v5r2/ic2924/books/csqzaw07.pdfをご覧ください。

([MQ Server] (MQサーバー)のリストで[ActiveMQ]または[JBoss Messaging]が選択されている場合に使用できます)。

[Set Jms Properties] (Jmsプロパティを設定)

このチェックボックスをオンにすると、MQサーバーのMQMDフィールドにマッピングされたJmsプロパティが送信されます。このチェックボックスをオンにすると、[Parameters] (パラメーター)テーブルのプラスボタンをクリックして、追加した行のプロパティ名、プロパティタイプ、および参照カラム名のプロパティ値を指定できます。Jmsプロパティの使用方法は、https://publib.boulder.ibm.com/iseries/v5r2/ic2924/books/csqzaw07.pdfをご覧ください。

([MQ Server] (MQサーバー)のリストで[ActiveMQ]または[JBoss Messaging]が選択されている場合に使用できます)。

[Use format] (フォーマットの使用)

このチェックボックスをオンにして、[WebSphere Message Format] (WebSphereメッセージ形式)フィールドにWebSphereメッセージ形式を指定します。デフォルトのフォーマットはMQSTRです。

WebSphereメッセージ形式の詳細は、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wtxdoc/v8r2m0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.dtx.adapibmmq.doc/references/r_ibmmq_Message_Format_FORMAT.htm

([MQ Server] (MQサーバー)のリストで [WebSphere MQ]が選択されている場合に使用できます)。

[Set MQMD Fields] (MQMDフィールドの設定)

MQMDフィールドの値を指定できる[Parameters] (パラメーター)テーブルを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。

このチェックボックスは、[MQ Server] (MQサーバー)リストからWebSphere MQが選択されている場合にのみ使用できます。

[Parameters] (パラメーター)

MQMDフィールドの値を指定します。
  • フィールド名: リストからMQMDフィールドを選択します。

  • フィールド値: 対応するMQMDフィールドの値を入力します。

このテーブルは、[Set MQMD Fields] (MQMDフィールドの設定)チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。

MQMDフィールドの詳細は、 [Fields for MQMD] (MQMDのフィールド)をご覧ください。

[Include Header] (ヘッダーを含める)

このチェックボックスをオンにすると、メッセージのヘッダーを指定できます:

[MQRFH2 fixed Portion] (MQRFH2固定部分): このチェックボックスをオンにすると、プラスボタンをクリックして1つ以上の行を追加し、MQRFH2ヘッダーの固定部分に必要な[Version] (バージョン)[Encoding] (エンコード)[Format] (フォーマット)[Flags] (フラグ)NameValueCCSID、およびCodedCharSetIdを指定できます。

[MCD folder] (MCDフォルダー): このチェックボックスをオンにすると、プラスボタンをクリックして1つまたは複数の行を追加し、メッセージの形式を記述するプロパティのフィールド名と値を指定できます。

[JMS folder] (JMSフォルダー): このチェックボックスをオンにすると、プラスボタンをクリックして1つ以上の行を追加し、JMSヘッダーフィールドおよびJMSXというプロパティーの転送のためのフィールド名と値を指定できます。

[USR folder] (USRフォルダー): このチェックボックスをオンにすると、プラスボタンをクリックして1つ以上の行を追加し、メッセージに関連付けられたアプリケーション定義のプロパティの転送のためのフィールド名と値を指定します。

MQRFH2ヘッダーの詳細は、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.etools.mft.doc%2Faq06920_.htmをご覧ください。

[MQ Server] (MQサーバー)リストで[WebSphere MQ]が選択されている場合に使用できます。

[Set Cipher Suite] (Cipher Suiteの設定)

このチェックボックスをオンにすると、WebSphere MQ SSLで使用するCipher Suiteを指定できるCipher Suiteリストを有効にできます。

Cipher Suiteの詳細は、CipherSpecsおよびIBM WebSphere MQによりサポートされる同等のCipherSuitesをご覧ください。

[MQ Server] (MQサーバー)リストで[WebSphere MQ]が選択されている場合に使用できます。

[Custom Cipher Suite] (カスタムCipher Suite)

このチェックボックスをオンにすると、Cipher Suiteをカスタマイズできます。

[IBM Cipher Mappings] (IBM暗号マッピング): IBM Java Cipher SuiteからIBM MQ Cipher Specのマッピングで使用します。

[Oracle Cipher Mappings] (Oracleの暗号マッピング): Oracle Cipher SuiteからIBM MQ Cipher Specのマッピングで使用します。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、入力または中間コンポーネントにリンクされている必要があります。

[Dynamic settings] (ダイナミック設定)

[+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブで計画されている複数の接続からMQ Server接続をダイナミックに選択します。

[Dynamic settings] (ダイナミック設定)テーブルは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。

ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、ダイナミックスキーマコンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義をご覧ください。

制限事項

関連するWebsphere MQ、JBoss Messaging、または ActiveMQサーバーが起動していることを確認します。

このコンポーネントでは、関連するjarファイルのインストールが必要です。

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