tMDMRollback
エラーが発生した場合に部分的なコミットを防止するなど、確定的にコミットするのではなく、データベースで行われた変更をロールバックします。
tMDMRollbackは、変更をコミットする代わりに、データベースをジョブが実行される前の元の状態に戻します。
デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、機能マネージャーを使って機能をインストールをご覧ください。
tMDMRollbackの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMDMRollbackを設定するために使われます。
標準のtMDMRollbackコンポーネントは、Talend MDMファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Component List] (コンポーネントリスト) |
ロールバックアクションを実行するtMDMConnectionコンポーネントを選択します。 |
接続を閉じる |
変更をロールバックした後、Talend MDM Serverへのこの接続のセッションを閉じるには、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにしていない場合でも、自動コミットモードが有効になっていない限り、接続は後続のサブジョブで使えません。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルで処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、tMDMConnection、tMDMCommit、tMDMSP、tMDMViewSearch、tMDMInput、tMDMDelete、tMDMRouteRecord、tMDMOutput、tMDMCloseコンポーネントと共に使います。 |