tJasperOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtJasperOutputを設定するために使われます。
標準のtJasperOutputコンポーネントは、ビジネスインテリジェンスファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Jrxml file] (Jrxmlファイル) |
iReportを介して作成されたレポートテンプレートファイル。 情報メモ注: Jrxmlファイルは、ジョブの実行時にJDKを必要とするJavaクラスにコンパイルされます。現在のJDKがジョブを実行するJREと互換性があることを確認して、Javaランタイムバージョンエラーを防止します。
|
[Temp path] (一時パス) |
一時ファイルのパス。 |
[Destination path] (出力先パス) |
最終レポートファイルのパス。 |
ファイル名/ストリーム |
最終レポートの名前。 |
[Report type] (レポートタイプ) |
最終レポートのファイルタイプ。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
|
|
[Built-in] (組み込み): スキーマが作成され、このコンポーネント専用にローカルに保存されます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。 |
|
[Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保存されています。したがって、再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。 |
[Sync columns] (カラムを同期) |
クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、[Row] (行)接続が出力コンポーネントにリンクされている場合にのみ表示されます。 |
iReport |
コマンドを編集して、iReportの実行ファイルのパスを指定します。たとえば、__IREPORT_PATH__\をE:\Program Files\Jaspersoft\iReport-4.1.1\bin\に置換します。または、"E:\Program Files\Jaspersoft\iReport-4.1.1\bin\iReport.exe"のように、実行ファイルの完全パスを指定します。 |
[Launch] (起動) |
クリックしてiReportを実行します。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
[Specify Locale] (ロケールを指定) |
[Report Locale] (レポートのロケール)リストからロケールを選択するには、このチェックボックスをオンにします。 情報メモ注:
[Report Locale] (レポートのロケール)リストの最初の行は空です。クリックするとロケールをカスタマイズできます。 |
[Encoding] (エンコーディング) |
このリストからエンコーディングモードを選択します。リストから[Custom] (カスタム)を選択して、表示されたフィールドにエンコーディング方法を入力できます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、JaspersoftのレポートデザイナーであるiReportと密接に関連しています。入力フローからデータを読み取って処理し、iReportを介して定義された.jrxmlレポートテンプレートに対してレポートを作成します。 |