メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

tAmazonDocumentDBOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtAmazonDocumentDBOutputを設定するために使われます。

標準tAmazonDocumentDBOutputコンポーネントは、Cloudファミリーに属しています。

Talend StudioはAmazon DocumentDB 3.6バージョンと互換性があります。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで使用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2022-02以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

接続の詳細を設定する方法を選択します。

  • [Built-In] (組み込み): このコンポーネントの接続の詳細がローカルに設定されます。関連するすべての接続のプロパティ値を手動で指定する必要があります。

  • [Repository] (リポジトリー): [Repository] (リポジトリー) > [Metadata] (メタデータ)で一元的に保存された接続の詳細が、このコンポーネントによって再使用されます。

    このチェックボックスの横にある [...] ボタンをクリックし、表示された [Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ダイアログボックスで、再使用する接続の詳細を選択すると、関連するすべての接続のプロパティに値が自動的に入力されます。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドを定義するものです。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。

[Address type] (アドレスタイプ)

ドロップダウンリストで、アドレスのタイプを選択します。
  • [Standalone] (スタンドアロン): 接続先とするスタンドアロンのAmazon DocumentDBデータベースサーバーが定義されます。
  • [ReplicaSet] (レプリカセット): [ReplicaSet address] (レプリカセットアドレス)テーブルで、接続したい複数のAmazon DocumentDBデータベースサーバーのセットを定義します。

[Host] (ホスト)[Port] (ポート)

データベースサーバーのIPアドレスとリスニングポート番号を入力します。

これらのフィールドは、[Use existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスと[Use replica set address] (レプリカセットアドレスを使用)チェックボックスが選択されていない場合に利用できます。

これらのパラメーターは、[Address type] (アドレスタイプ)ドロップダウンリストで[Standalone] (スタンドアロン)を選択した場合のみ利用できます。

[Database] (データベース)

Amazon DocumentDBデータベースの名前を入力します。

このパラメーターは、[Address type] (アドレスタイプ)ドロップダウンリストで[Standalone] (スタンドアロン)を選択した場合のみ利用できます。

[Need auth] (認証が必要)

このチェックボックスをオンにすると、データベース認証が有効になります。

[Auth mechanism] (認証メカニズム)ドロップダウンリストにリスト表示されているメカニズムで、[Negociate] (ネゴシエート)を選択します。それによって最も適合した認証メカニズムか、SCRAM-SHA-1 SASLまたはSCRAM-SHA-256が自動的に選択されるので、こちらをお勧めします。

[Use auth database] (認証データベースを使用)チェックボックスを選択し、Amazon DocumentDBへの接続に使うユーザー名が作成されている認証データベースの名前を入力して、[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)フィールドにデータベースユーザー認証データを入力します。

パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
  • この2つのパスワードモードは、Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートがインストールされていない場合は、[Java mode] (Javaモード)でのみパスワードを入力できます。

[Use SSL connection] (SSL接続を使用)

SSLまたはTLS暗号化接続を有効にする場合は、このチェックボックスを選択します。

次に、同じジョブ内のtSetKeyStoreコンポーネントを使用して暗号化情報を指定する必要があります。

[Collection] (コレクション)

Amazon DocumentDBデータベースにあるコレクションの名前を入力します。

Mode

書き込むターゲットデータのタイプとして、JSONTextのいずれかを選択します。

[Set write concern] (書き込み確認の設定)

このチェックボックスをオンにすると、書き込み操作を要求する確認応答のレベルを[Write concern] (書き込み確認)ドロップダウンリストで設定できます。

[Bulk write] (バルク書き込み)

データを一括で挿入、アップデート、削除する場合は、このチェックボックスをオンにします。

データのアクション

以下の操作を実行できます:
  • [Insert] (挿入): ドキュメントを挿入します。

  • [Set] (設定): 既存のドキュメントの既存のフィールドを変更し、このドキュメント内に存在しない場合はフィールドを追加します。

    使用するコレクション内のすべてのドキュメントにこのアクションを適用する必要がある場合は、表示される[Update all document] (すべてのドキュメントをアップデート)チェックボックスをオンにします。これがオフの場合、最初のドキュメントのみがアップデートされます。

  • [Update] (アップデート): 既存のドキュメントを受信データに置換しますが、これらのドキュメントのテクニカルIDは保持されます。

  • [Upsert with set] (セットでアップサート): 存在しない場合はドキュメントを挿入しますが、存在する場合は[Set] (セット)と同じルールを適用します。

    使用するコレクション内のすべてのドキュメントにこのアクションを適用する必要がある場合は、表示される[Update all document] (すべてのドキュメントをアップデート)チェックボックスをオンにします。これがオフの場合、最初のドキュメントのみがアップデートされます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Max batch size] (最大バッチサイズ)

各バッチで許可される最大行数を設定するために使われます。

パフォーマンスの問題が発生している場合を除き、デフォルト値は変更しないでください。バッチサイズを増やすとパフォーマンスが向上しますが、値が大きすぎるとジョブが失敗する可能性があります。

[Connection parameter] (接続パラメーター) 作成するAmazon DocumentDB接続に接続プロパティを追加で指定します。

グローバル変数

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

NB_LINE

処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

使用方法

使用ルール

tAmazonDocumentDBOutputは、ジョブにある先行コンポーネントからの着信フローに基づいて、Amazon DocumentDBデータベースのコレクションで定義されているアクションを実行します。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。