オンデマンド レポートの作成
アプリでシートのコンテンツを分析するときに、オンデマンド レポートを作成します。オンデマンド レポートの生成は、レポート開発者によってオンデマンド レポート用にアクティブ化されたテンプレートで利用できます。アプリで行った選択はオンデマンド レポートに反映されます。
オンデマンド レポートはレポート テンプレートのレベルで制御されます。アプリの [レポート] セクションでは、レポート開発者は、アプリ コンテンツを使用するユーザーがアプリ内レポートを生成するためのベースとして使用できるテンプレートを選択します。オンデマンド レポート作成の詳細については、「オンデマンド レポートの構成」を参照してください。
オンデマンド レポートの仕組み
シートを分析しながらオンデマンド レポートを生成できます。オンデマンド レポートはレポート タスクからは実行されません。代わりに、レポート開発者によるオンデマンド レポート用にレポート テンプレートがアクティブ化されます。アクティブ化された各テンプレートは、アセット パネルでレポートを開いたときに使用できます。オンデマンド レポートを生成すると、ファイルはコンピュータに直接ダウンロードされます。
オンデマンド レポートでは、レポートを生成するユーザーのアプリ アクセスと現在の選択に基づいてデータが削減されます。レポート フィルターを通じて適用されたデータ削減は、オンデマンド レポートには適用されません。
オンデマンド レポートの各生成は、テナントの Qlik レポート サービス アドオン サブスクリプションの消費にカウントされます。
オンデマンド レポートの生成
次の手順を実行します。
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アプリで、分析モードでシートを開きます。
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必要な選択を行います。
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アセット パネルがまだ開いていない場合は、[アセット] をクリックして展開します。
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レポートをクリックします。
オンデマンド使用のためにアプリでテンプレートがアクティブ化されていない場合、このセクションは表示されません。
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生成するテンプレートを特定します。
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テンプレートの横にある をクリックします。
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複数のレポート形式が利用できる場合は、必要な形式を選択します。
レポートは Web ブラウザ ウィンドウから生成され、ダウンロードされます。
地域依存の書式設定
レポートでは、特定の情報が地域設定に従って書式設定されます。これには、日付、数値、その他の情報が含まれます。オンデマンド レポートで使用される書式設定は、選択したレポート形式に応じて異なります。
Excel 形式のレポートの場合、地域依存の書式設定は、レポートを開くユーザーに対して構成された地域の Excel 設定に基づきます。
PDF 形式のレポートの場合、オンデマンド レポートを生成するユーザーの Qlik Cloud 設定に従って、地域に依存する書式設定が適用されます。この書式は、 [プロファイル設定] の [優先言語] 設定で制御されます。 [プロファイル設定] の [アプリとスクリプトを作成するための地域設定] は無関係であり、PDF の書式設定には影響しません。プロファイル設定の詳細については、「プロファイル設定」を参照してください。
権限
アプリ内のシートからオンデマンド レポートを生成するには、アプリが配置されているスペースで適切な権限が必要です。
共有スペースにおけるアプリの要件
共有スペースでは、オンデマンド レポートを生成するには、スペース (またはアプリ) で [閲覧可能] 以上の権限が必要です。
詳細は、共有スペースでの権限の管理をご覧ください。
管理スペースにおけるアプリの要件
管理スペースでは、オンデマンド レポートを生成するには、スペースで [ビューが制限されています] 以上の権限が必要です。アプリに対して [閲覧可能] または [寄与可能] アクセス権を持つスペース以外のメンバーも、オンデマンド レポートを生成できます。
詳細は、管理スペースでの権限の管理をご覧ください。
個人スペースにおけるアプリの要件
個人スペース内のアプリからオンデマンド レポートを生成するには、テナント内で Private Analytics Content Creator ユーザー ロールを持っている必要があります。