Talend Cloud Data Fabricバッチサーバー
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バッチサーバーは、組織のセキュリティ境界内で実行する必要があるバッチジョブの実行で使われます。これはTalend Remote Engineコンポーネントを介して行われます。クラウドベースのソースやターゲットだけを持つジョブがある場合、Cloud Engine for Designでそのようなジョブを実行できるオプションがあります。以下のように、Remote Engineでの実行を選択する理由は数多くあります。
- ソースシステムやターゲットシステムの(特にインターネットに公開したくないものの)アクセシビリティ
- データ主権
- Cloud Engineが提供する以上の計算リソースの必要性
- レイテンシー - WANリンクを介して大量のデータを引き出す必要がない
- テスト
Talendでは、AWSとAzure向けに、Talend Remote Engineでバッチサーバーを自動作成するテンプレートやスクリプトを提供しています。このようなテンプレートやスクリプトをDevOpsプロセスの一部として使用することを強くお勧めします。ジョブが使用するリソース(コンテキストパラメーターファイルなど)は、適切にバージョン管理され、DevOpsプロセスを介してバッチサーバーをデプロイする必要があります。
Talend SAP RFC Serverは特定のSAPユースケースにのみ使われるオプションコンポーネントです。大半のお客様はこのコンポーネントをインストールしないため、ここでの図ではオプションとして表示されています。詳細は、Talend SAP RFCサーバーをインストールして設定をご覧ください。