Talendマネージド型/サーバーレス 対 カスタマーマネージド型
Talend Cloudのデプロイ方法と、プラットフォームでビルドしたアーティファクト物の実行方法を選択する時は、主に次の2つのアプローチを取ることができます。
- Talendマネージド型 / Talendサーバーレス型 - Talendサービスを最大活用できるよう、IaaSプラットフォームにデプロイされるコンポーネントはTalend Cloudによって管理されるほか、プラットフォームを迅速かつ容易にデプロイし、メンテナンスオーバーヘッドを最小化します。
- カスタマーマネージド型 - Talendアーティファクトは、顧客によって管理されるサーバーレスプラットフォームやコンテナーオーケストレーションプラットフォームにデプロイされます。Talend Cloudはユーザーやプロジェクトの管理などのタスクに使われますが、デプロイメント、スケジューリング、実行には使われません。
留意点:
- Big Dataクラスターに対してTalendジョブやパイプラインを実行する場合、このクラスターはTalendによって「管理」されるわけではありません。ただし、 Big Dataクラスター上のプロセスをインスタンス化するTalendジョブやパイプラインはTalendマネージド型のRemote Engineで実行されるため、やはり「Talendマネージド型」と見なされます。
- どちらのアプローチでもDevOps / Automationの利用を強くお勧めします。
- Talendロードマップではこの2つのアプローチの技術的区別は今後も曖昧なままとなりますが、基本原則は変わりません。