タスクの詳細
タスクの詳細ページの[Task details] (タスクの詳細)には次の情報が表示されます。
[Engine] (エンジン)
選択されたTalend Remote Engine、およびそのステータスと可用性が表示されます。
情報アイコンをクリックすると、デプロイメント時にメトリックデータ(ランタイムでのリクエスト数など)の取得に使用されるメトリックパスが表示されます。デフォルト値はデータサービスやルートの名前です。メトリックデータが[Task Details] (タスクの詳細)ページに表示されるようにするには、この値をそのままにしておくことをお勧めします。このフィールドが空の場合、このページにメトリック情報は表示されません。
タスクが実行中である場合、情報ツールチップテキストには、タスクの実行先であり、オペレーターが他のサービス(AWS ELBやAPI Gatewayなど)のセットアップに使用できるHTTPポートも表示されます。 Talend Runtimeベースのデプロイメントの場合、デフォルトポートは8040です。
アーティファクト
タスクで使用されているルートやデータサービスの名前とそのバージョンが表示されます。タスクで使用されているものよりも新しいバージョンのアーティファクトを利用できる場合、そのバージョン番号の横に通知が表示されます。デプロイ戦略に応じて、アーティファクトのバージョンをアップデートする前にタスクをアンデプロイする必要があります。
デプロイメント戦略
- [Single node] (シングルノード)
Remote Engineクラスターの一部ではない、単一のRemote Engineにあるデプロイメントに適用されます。これは標準のデプロイメント戦略で、新しいバージョンをデプロイする前にタスクをアンデプロイする必要があります。
- [Parallel] (並列)
Remote Engineクラスターに適用されます。[Deploy] (デプロイ)アクションにより、クラスターの全Remote Engineにタスクが同時にデプロイされます。タスクの新しいバージョンをデプロイする前に、現在実行中のバージョンをアンデプロイする必要があります。アンデプロイしないとサービスが中断します。
タスクが初めてクラスターにデプロイされる時は、選択した戦略にかかわらず、デプロイ戦略は常に自動的にこの[Parallel] (並列)戦略に切り替わります。
- [Rolling] (ローリング)
Remote Engineクラスターに適用されます。Remote EngineクラスターにRemote Engineが複数含まれている場合、[Deploy] (デプロイ)アクションにより、クラスターのRemote Engineエンジンにタスクが1つずつデプロイされます。これによって短時間にさまざまなRemote Engineでさまざまなバージョンのタスクが実行されるので、サービスの中断を回避できます。