カスタムモデルを使って作業
カスタムモデルは、管理者が[Manage Metamodel] (メタモデルを管理)ページで定義したカスタムメタモデルに基づいています。
リポジトリーには現在、次の2種類のモデルがあります。
- カスタムモデルは、メタモデル内のカスタムモデルタイプをインスタンス化したもので、UIまたはREST APIを介して入力できます。一般的にビジネスモデルと呼ばれます。参照データやビジネスルールの領域によっては、テクニカルモデルであると考えることもできます。
- インポートされたモデルは、モデル収集プロセスを通じて入力されるインポートブリッジに関連付けられているモデルです。これらのモデルはテクニカルモデルと呼ばれます。ビジネスアプリケーションやビジネスインテリジェンス(BI)ツールからインポートされた場合は、ビジネスモデルであると考えることもできます。
[Metadata Viewing] (メタデータの表示)、[Editing] (編集)、[Management] (管理)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられたユーザーは、カスタムモデルへのアクセスとカスタムモデルのアップデートを管理できます。
カスタムモデルとワークフロー
デフォルトでは、ワークフロー機能はカスタムモデルに対しては無効になっています。
リポジトリーでモデルの[Workflow] (ワークフロー)タブから、または設定マネージャーからワークフロープロセスを有効にできます。
Talend Data Catalogでは、想定される状況に柔軟に対応できる一連のワークフローおよび公開プロセスが提供されています。ワークフローは、オブジェクトの提案、編集、レビュー、承認、公開、非推奨化に関連する一連のアクティビティを事前にパッケージ化したものです。公開アクティビティ、レビューを伴う(または伴わない)承認、1人または複数のユーザーによる承認とレビューのみが必要となるよう、プロセスをカスタマイズできます。
ワークフロー機能を有効にすると、カスタムモデル、特にワークフロープロセスによって制御されているオブジェクトクラスに対して行われた変更に影響が及びます。