tSplunkEventCollectorの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSplunkEventCollectorを設定するために使われます。
標準のtSplunkEventCollectorコンポーネントは、ビジネスインテリジェンスファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、ダイナミックスキーマをご覧ください。 ダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得するしくみになっており、その他の目的には使用しないことをお勧めします。テーブルの作成には推奨しません。 このコンポーネントのスキーマはデフォルトで空になっているので、[Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックして、フィールドを手動で追加する必要があります。Splunkに必要なデフォルトのメタデータイベントフィールドは次のとおりです:
|
|
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
|
サーバーURL |
SplunkWebサーバーへのアクセスに使用するURLを入力します。 |
[Token] (トークン) |
イベントデータの認証に使用されるイベントコレクタートークンを指定します。詳細は、HTTPイベントコレクタートークンの管理をご覧ください。 |
詳細設定
[Max batch size] (最大バッチサイズ) |
各バッチで処理されるイベントの数を入力します。 デフォルトでは、各バッチで処理されるイベントの数は100です。複数のイベントを処理したくない場合は、1と入力します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 RESPONSE_CODE: Splunkのレスポンスコード。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、通常、ジョブまたはサブジョブの終了コンポーネントとして使い、常に入力リンクが必要です。 |