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tRabbitMQInputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtRabbitMQInputを設定するために使われます。

標準tRabbitMQInputコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

[Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続くデータベース接続関連フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用するには、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)で該当する接続コンポーネントをクリックします。

[Host name] (ホスト名)

ホスト名(localhostなど)を入力します。

[Port] (ポート)

ポート番号を入力します。デフォルトは5672です。

[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

メッセージキューにアクセスするためのユーザー名とパスワードを入力します。

パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
  • この2つのパスワードモードは、Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートがインストールされていない場合は、[Java mode] (Javaモード)でのみパスワードを入力できます。

[Use TLS] (TLSを使用)

接続にTLSを使用するには、このオプションを選択します。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Guess Schema] (推測スキーマ)

このボタンをクリックすると、ドキュメントからスキーマを取得できます。

[Queue] (キュー)

メッセージを読み取るキューの名前を二重引用符で囲んで入力します。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

[Use virtual host] (仮想ホストを使用)

メッセージの受信で仮想ホストを使用する場合は、このオプションをオンにします。使用する仮想ホストを指定するためには、[Virtual host name] (仮想ホスト名)フィールドに仮想ホスト名を入力します。

情報メモ注: このオプションは、Talendが提供する8.0.1-R2023-01以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Auto acknowledge] (自動確認)

受信した各メッセージを自動的に確認するには、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、受信したメッセージは確認されず、再びキューに追加されます。

[Return headers] (ヘッダーを返す)

このオプションを選択して、受信したメッセージからヘッダー情報を取得します。取得されたヘッダー情報はheadersカラムに保管されます。このオプションを選択すると、スキーマにある最後のカラムの名前がheadersであり、タイプがstringであることを確認する必要があります。スキーマにheadersカラムを手動でまたは、[Basic settings] (基本設定)ビューにある[Guess schema] (推測スキーマ)をクリックして追加できます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントには常に出力リンクが必要です。
制限事項 通常、このコンポーネントは、ストリーミングモードで動作し、エラーや例外が発生しない限り停止しません。そのため、ジョブにこのコンポーネントを追加する際に、ジョブがこのコンポーネントの実行を中断できるメカニズムを持っていることをご確認ください。

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