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tMessagingOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMessagingOutputを設定するために使われます。

標準tMessagingOutputコンポーネントは、メッセージングファミリーに属しています。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ) [Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続くデータベース接続関連フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている場合、[Component List] (コンポーネントリスト)には同じジョブレベルの接続コンポーネントのみが表示されます。

[JMS Provider] (JMSプロバイダー) 接続するMQサーバーのタイプとして、ドロップダウンリストからActiveMQ (JMS v1)ActiveMQ Artemis (JMS v2)WebSphere MQのいずれかを選択します。
[Server URL] (サーバーURL) MQサーバーのURLを入力します。

MQサーバーのURLは特定の形式であることが必要です。つまり、フィールドで指示されるように、ActiveMQサーバーとActiveMQ Artemis MQサーバーの場合はtcp://localhost:61616と、WebSphere MQサーバーの場合はlocalhost(1414)となります。

[Use Specified User Identity] (ユーザーアイデンティティを使用) ログインが必要な場合は、チェックボックスをオンにして該当するフィールドにログインとパスワードを入力します。

パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。

デスティネーションのタイプ メッセージのタイプを選択します: [Topic] (トピック)または[Queue] (キュー)
[Destination] (デスティネーション) メッセージソース(キュー名またはトピック名)を、サーバーによって期待されるとおりに入力します。 これにはソースのタイプと名前が含まれている必要があります。たとえば、queue/Atopic/testtopicとなります。

このフィールドでは大文字と小文字が区別されます。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。
[Delivery Mode] (配信モード) 配信モードとして、[Persistent] (持続する)[Not persistent] (持続しない)のいずれかを選択します。
[Acknowledge mode] (確認応答モード) 確認応答モードとして、ドロップダウンリストから[Auto acknowledge] (自動確認応答)[Client Acknowledge] (クライアント確認応答)[Dups OK Acknowledge] (Dups OK確認応答)[Session/Transaction] (セッション/トランザクション)[Do not acknowledge] (確認応答しない)のいずれかを選択します。
[Advanced context properties] (コンテキストの詳細プロパティ) 必要であれば他のプロパティも設定します。このテーブルでプロパティを設定する場合は、テーブルの下部にあるプラスボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、Keyカラムにプロパティ名を、Valueカラムにプロパティ値をそれぞれ入力します。このテーブルではグローバル変数とコンテキスト変数がサポートされています。ActiveMQサーバーとActiveMQ Artemis MQサーバーのプロパティについては、Configure JMS producersをご覧ください。WebSphere MQサーバーのプロパティについては、WebSphere MQ connector propertiesをご覧ください。
情報メモ注: WebSphere MQ JMSプロバイダーを使用している場合は、このテーブルの必須プロパティ(この例ではCHANNELQUEUE_MANAGER)を設定する必要があります。
[Allow JMS properties] (JMSプロパティを許可) このオプションを選択すると、JMSの他のプロパティがメッセージに挿入されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール このコンポーネントは、一般に出力コンポーネントとして使用されます。入力コンポーネントにリンクする必要があります。
制限事項
  • このコンポーネントは、ActiveMQサーバーとWebSphere MQサーバーのみをサポートします。
  • このコンポーネントは、TextMessageオブジェクトのみをサポートします。

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