tMicrosoftMQOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMicrosoftMQOutputを設定するために使われます。
標準のtMicrosoftMQOutputコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
- 64ビットプラットフォームをお使いの場合は、MsmqJava.dllの64ビットバージョンをダウンロードして、[Temp] (一時)フォルダー(たとえば、C:\Users\talend\AppData\Local\Temp\)に配置します。ファイルをhttps://github.com/ikerlan2015/MsmqJavaでダウンロードできます。
- VC++ 2013再頒布可能ファイル(64ビット)がインストール済みであることをご確認ください。
- プライベートタイプであるキューをお使いの場合は、Microsoft Message Queue (MSMQ)機能が有効になっていることをご確認ください。プライベートタイプであるキューのMSMQを有効化することに関する詳細は、メッセージ キュー (MSMQ) のインストールをご覧ください。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。 |
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[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。プロパティの手動入力 |
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[Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されているリポジトリーファイルを選択します。後続するフィールドは、取得されたデータを使用して事前に入力されます。 |
Host (ホスト) |
ホストサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。 |
[Queue] (キュー) |
特定のメッセージを書き込むキューの名前を入力します。このキューが存在しない場合は、その場で自動的に作成されます。 |
[Queue type] (キュータイプ) |
ドロップダウンリストからMicrosoftメッセージキュータイプを選択します。
Microsoftメッセージキュータイプの詳細は、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms706878%28v=vs.85%29.aspxをご覧ください。 |
[Message column] (メッセージカラム) |
Microsoftメッセージキューに書き込むメッセージとしてカラムを選択します。選択するカラムは文字列型である必要があります。 |
[Die on error] (エラー発生時に強制終了) |
このチェックボックスはデフォルトでオフになっています。すなわち、エラーが発生した行をスキップし、エラーが発生していない行のプロセスを完了させます。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、入力または中間コンポーネントにリンクされている必要があります。 |
[Connections] (接続) |
外部リンク(このコンポーネントから別のコンポーネントへのリンク): [Row] (行): [Main] (メイン)、[Iterate] (反復処理) [Trigger] (トリガー): Run if、On Component Ok、On Component Error
受信リンク(あるコンポーネントからこのコンポーネントへのリンク): [Row] (行): メイン、リジェクト、反復 [Trigger] (トリガー): Run if、On Subjob Ok、On Subjob Error、On Component Ok、On Component Error
接続の詳細は、ジョブにおける接続の使い方をご覧ください。 |
制限事項 |
出力されるメッセージをnullにすることはできません。 このコンポーネントでは、関連するjarファイルのインストールが必要です。 このコンポーネントでは文字列タイプのみがサポートされています。また、Windowsシステムでのみ動作します。 |