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tGSGetの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtGSGetを設定するために使われます。

標準tGSGetコンポーネントは、ビッグデータファミリーとCloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用するには、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)で該当する接続コンポーネントをクリックします。

[Credential type] (認証情報のタイプ) プロジェクトの認証に使用されるモードを選択します。
  • [Service account] (サービスアカウント): Google Cloud Platformプロジェクトに関連付けられているGoogleアカウントを使って認証します。このモードを選択した場合、定義されるパラメーターは[Service account key] (サービスアカウントキー)です。
  • [Application Default Credentials] (アプリケーションのデフォルト認証情報): アプリケーションのデフォルト認証情報を使って認証します。このモードを選択した場合、アプリケーション環境に基づいて認証情報が自動的に検索されるので、追加のパラメーターを定義する必要はありません。
  • [OAuth Access Token] (OAuth アクセストークン): OAuthアクセストークンを使用して認証します。このモードを選択した場合、定義されるパラメーターは[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)です。

Google Cloudの認証プロセスに関する詳細は、Google Cloudのドキュメンテーションをご参照ください。

[Service account key] (サービスアカウントキー)

サービスアカウントキーフィールドの横にある[...]ボタンをクリックして、サービスアカウントキーを含むJSONファイルを参照します。

このプロパティは、サービスアカウントを使って認証する場合のみ利用できます。

[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン) アクセストークンを入力します。

トークンのライフタイムは1時間です。コンポーネントはトークン更新操作を行いませんが、1時間という制限時間を超えても操作できるよう、新しいアクセストークンをフェッチします。

このプロパティは、[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)を使って認証する場合のみ利用できます。

[Key prefix] (キープレフィックス)

指定されたプレフィックスで始まるキーを持つオブジェクトのみをダウンロードするには、プレフィックスを指定します。

[Delimiter] (区切り)

区切りまでのキー名を持つオブジェクトのみをダウンロードするには、区切りを指定します。

[Specify project ID] (プロジェクトIDを指定)

認証情報タイプが[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)に設定されている場合は、このチェックボックスをオンにし、オブジェクトの取得元としたいプロジェクトIDを[Project ID] (プロジェクトID)フィールドに入力します。

[Use keys] (キーを使用)

このチェックボックスをオンにして[Keys] (キー)テーブルに入力し、Google Cloud Storageからダウンロードするオブジェクトの条件を定義します。

  • [Bucket name] (バケット名): オブジェクトをダウンロードするバケットの名前を入力します。

  • [Key] (キー): ダウンロードするオブジェクトのキーを入力します。

  • [New name] (新しい名前): ダウンロードするオブジェクトの新しい名前を入力します。

[Use keys] (キーを使用)チェックボックスをオンにすると、[Key prefix] (キープレフィックス)[Delimiter] (区切り)フィールド、[Specify project ID] (プロジェクトIDを指定)チェックボックス、[Get files from bucket list] (バケットリストを指定してファイルを取得)チェックボックスは利用できなくなります。

[Get files from bucket list] (バケットリストを指定してファイルを取得)

このチェックボックスをオンにして[Bucket] (バケット)テーブルに入力し、Google Cloud Storageからダウンロードするオブジェクトの条件を定義します。

  • [Bucket name] (バケット名): オブジェクトをダウンロードするバケットの名前を入力します。

  • [Key prefix] (キープレフィックス): 指定したバケットから指定したプレフィックスで始まるキーを持つオブジェクトをダウンロードするには、プレフィックスを入力します。

  • [Delimiter] (区切り): 区切りまでのキー名を持つオブジェクトを指定のバケットからダウンロードするには、区切りを指定します。

[Get files from bucket list] (バケットリストを指定してファイルを取得)チェックボックスをオンにすると、[Key prefix] (キープレフィックス)[Delimiter] (区切り)フィールド、[Specify project ID] (プロジェクトIDを指定)チェックボックス、[Use keys] (キーを使用)チェックボックスは利用できなくなります。

[Output directory] (出力ディレクトリー)

ダウンロードしたオブジェクトを保管するディレクトリーを指定します。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスはデフォルトでオフになっています。すなわち、エラーが発生した行をスキップし、エラーが発生していない行のプロセスを完了させます。

詳細設定

[Use a custom endpoint] (カスタムエンドポイントを使用) デフォルトのエンドポイントの代わりにプライベートエンドポイントを使う場合は、このチェックボックスを選択します。

選択後は、https://storage.goggleapis.comという形式でGoogle Storage Private API URLプロパティにURLを入力します。

詳細は、GoogleのドキュメンテーションでAccess Google APIs through endpointsをご覧ください。

このプロパティは、[Service account] (サービスアカウント)[Application Default Credentials] (アプリケーションのデフォルト認証情報)を使って認証する場合のみ利用できます。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、通常、他のGoogle Cloud Storageコンポーネント、特にtGSPutと共に使います。

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