tRedshiftConnectionの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準のジョブのフレームワークで実行されているtRedshiftConnectionを設定するために使われます。
標準のtRedshiftConnectionコンポーネントは、Cloudファミリーとデータベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
データベース |
目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 |
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
|
ドライバーバージョン |
使用するRedshiftのドライバーとして、[Driver v1] (ドライバーv1)と[Driver v2] (ドライバーv2)のいずれかを選択します。 情報メモ注: このオプションは、Talendが提供する8.0.1-R2022-04以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
|
[Host] (ホスト) |
DBサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
[Port] (ポート) |
データベースサーバーのリスニングポート番号。 |
[Database] (データベース) |
データベースの名前。 使用するバケットとRedshiftデータベースは、Amazon上の同じリージョンに存在している必要があります。これにより、Amazonで既知のS3ServiceExceptionエラーが回避できる可能性があります。これらのエラーについては、S3ServiceExceptionエラーをご覧ください。 |
[Schema] (スキーマ) |
スキーマの名前。 |
[Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) |
DBユーザー認証データ。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
[Use String JDBC parameters] (文字列JDBCパラメーターを使用) |
文字列でJDBCのプロパティを設定するために使われます。このオプションを選択した場合は、[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター)フィールドにJDBCパラメーター文字列を入力します。このオプションを選択していない場合は、[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター)フィールドにJDBCプロパティとプロパティ値を入力します。 このオプションは、[Driver version] (ドライバーバージョン)ドロップダウンリストから、[Driver v1] (ドライバーv1)が選択されている場合は利用できません。 情報メモ注: このオプションは、Talendが提供する8.0.1-R2022-04以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
|
[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター) |
作成する接続の追加のJDBCプロパティを指定します。プロパティはアンパサンド(&)で区切られ、各プロパティはキー-値ペアです。たとえば、ssl=true & sslfactory=com.amazon.redshift.ssl.NonValidatingFactoryになります。これは、SSLを使用して接続が作成されることを意味します。 このフィールドは、[Driver version] (ドライバーバージョン)ドロップダウンリストで[Driver v2] (ドライバーv2)が選択されており、[Use String JDBC parameters] (文字列JDBCパラメーターを使用)オプションが選択されていない場合は利用できません。 |
[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター) (テーブル) |
テーブル行でJDBCのプロパティを指定します。 JDBCプロパティを指定する場合は、このテーブルの下部にあるプラスボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、Keyカラムにプロパティ名を、次にValueカラムにプロパティ値を入力します。 このオプションは、[Driver version] (ドライバーバージョン)ドロップダウンリストから、[Driver v2] (ドライバーv2)が選択されており、[Use String JDBC parameters] (文字列JDBCパラメーターを使用)オプションが選択されていない場合に利用できます。 情報メモ注: このオプションは、Talendが提供する8.0.1-R2022-04以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
|
[Use or register a shared DB Connection] (共有データベース接続を使用または登録) |
このチェックボックスを選択して、データベース接続の共有、または親もしくは子ジョブによって共有されているデータベース接続の取得を行い、[Shared DB Connection Name] (共有データベース接続名)フィールドが表示されたら、共有データベース接続の名前を入力します。これにより、1つのデータベース接続(データベーススキーマの設定は除く)を複数のデータベース接続コンポーネントの間で共有できます。ジョブレベルが異なっていても、親と子のどちらであっても可能です。 このオプションは、tRunJobコンポーネントの[Use dynamic Job] (ダイナミックジョブを使用)および[Use an independent process to run subJob] (サブジョブを独立したプロセスで実行)オプションには対応していません。いずれかのオプションを有効にしてtRunJobコンポーネントで共有接続を使用すると、ジョブが失敗する原因となります。 |
詳細設定
[Log file] (ログファイル) |
データ取得処理中に生成されるログファイルへのパスを指定します。 ログ情報を保存する必要があり、このコンポーネントが、tRedshiftConnectionコンポーネントによって作成された接続を再利用する場合は、tRedshiftConnectionコンポーネントの[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター)フィールドで、プロパティloglevel=1/2/3を指定する必要があります。 ログファイルのサイズに制限はありません。指定のログファイルが既に存在する場合は、上書きされます。 |
[Logging level] (ログレベル) |
ドロップダウンリストから、ログレベルを選択し、ログファイルに記録するイベントの種類を指定します。 |
[Auto Commit] (自動コミット) |
トランザクションの実行時に変更が自動的にデータベースにコミットされるようにする場合は、このチェックボックスを選択します。 このチェックボックスがオンの場合は、対応するコミットコンポーネントを使用して変更をデータベースにコミットできません。同様に、対応するコミットコンポーネントの使用中は、このチェックボックスをオフにしておく必要があります。デフォルトでは、自動コミットファンクションは無効になっており、変更は対応するコミットコンポーネントを使用して明示的にコミットする必要があります。 自動コミットファンクションは、各SQLステートメントを実行の直後に1回のトランザクションとしてコミットしますが、コミットコンポーネントは、すべてのステートメントが実行されるまでコミットしません。このため、ジョブ内でトランザクションの管理にゆとりを必要とする場合は、コミットコンポーネントの使用を推奨します。 |
JDBC URL |
[JDBC URL]ドロップダウンリストから、Amazon Redshiftデーターベースへのアクセス方法を選択します。
|
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、一般的に、他のtRedshift*コンポーネント、特にtRedshiftCommitおよびtRedshiftRollbackコンポーネントと共に使います。 |
制限事項 |
ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Talend StudioのIntegrationパースペクティブにある[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。 |