lunarweekstart - スクリプトおよびチャート関数

概要

データ ロード エディターを開き、以下のロード スクリプトを新しいタブに追加します。

ロード スクリプトには次が含まれています。

• Transactions というテーブルにロードされる、2022 年の一連のトランザクションを含むデータセット。

• DateFormat システム変数形式 (MM/DD/YYYY) で提供されている日付項目。

• トランザクションが発生する旧暦の週の初めのタイムスタンプを返す、項目 [start_of_week] の作成。

ロード スクリプト

SET DateFormat='MM/DD/YYYY';

Transactions:
    Load
        *,
        lunarweekstart(date) as start_of_week,
        timestamp(lunarweekstart(date)) as start_of_week_timestamp
        ;
Load
*
Inline 
[
id,date,amount
8188,1/7/2022,17.17
8189,1/19/2022,37.23
8190,2/28/2022,88.27
8191,2/5/2022,57.42
8192,3/16/2022,53.80
8193,4/1/2022,82.06
8194,5/7/2022,40.39
8195,5/16/2022,87.21
8196,6/15/2022,95.93
8197,6/26/2022,45.89
8198,7/9/2022,36.23
8199,7/22/2022,25.66
8200,7/23/2022,82.77
8201,7/27/2022,69.98
8202,8/2/2022,76.11
8203,8/8/2022,25.12
8204,8/19/2022,46.23
8205,9/26/2022,84.21
8206,10/14/2022,96.24
8207,10/29/2022,67.67
];

結果

データをロードしてシートを開きます。新しいテーブルを作成し、これらの項目を軸として追加します:

• date

• start_of_week

• start_of_week_timestamp

start_of_week 項目は、lunarweekstart() 関数を使用し、関数の引数として date 項目を渡すことにより、先行する LOAD ステートメントで作成されます。

lunarweekstart() 関数は、日付がどの旧暦の週に該当するかを識別し、その週の最初のミリ秒のタイムスタンプを返します。

トランザクション 8189 は 1 月 19 日に発生しました。lunarweekstart() 関数は、旧暦の週が 1 月 15 日に開始することを特定します。そのため、トランザクションの start_of_week 値は、その日の最初のミリ秒である 1 月 15 日 12:00:00 AM を返します。

概要

データ ロード エディターを開き、以下のロード スクリプトを新しいタブに追加します。

ロード スクリプトには次が含まれています。

• 最初の例と同じデータセットとシナリオ。

• トランザクションが発生する前の旧暦の週の始めのタイムスタンプを返す、項目 [previous_lunar_week_start] の作成。

ロード スクリプト

SET DateFormat='MM/DD/YYYY';

Transactions:
    Load
        *,
        lunarweekstart(date,-1) as previous_lunar_week_start,
        timestamp(lunarweekstart(date,-1)) as previous_lunar_week_start_timestamp
        ;
Load
*
Inline 
[
id,date,amount
8188,1/7/2022,17.17
8189,1/19/2022,37.23
8190,2/28/2022,88.27
8191,2/5/2022,57.42
8192,3/16/2022,53.80
8193,4/1/2022,82.06
8194,5/7/2022,40.39
8195,5/16/2022,87.21
8196,6/15/2022,95.93
8197,6/26/2022,45.89
8198,7/9/2022,36.23
8199,7/22/2022,25.66
8200,7/23/2022,82.77
8201,7/27/2022,69.98
8202,8/2/2022,76.11
8203,8/8/2022,25.12
8204,8/19/2022,46.23
8205,9/26/2022,84.21
8206,10/14/2022,96.24
8207,10/29/2022,67.67
];

結果

この例では、-1 の period_no が lunarweekstart() 関数でオフセット引数として使用されたため、関数は最初にトランザクションが発生した旧暦の週を識別します。次に、1 週間前にずらして、旧暦のその週の最初のミリ秒を識別します。

トランザクション 8189 は 1 月 19 日に発生しました。lunarweekstart() 関数は、旧暦の週が 1 月 15 日に開始することを特定します。そのため、旧暦の前の週は 1 月 8 日 12:00:00 AM に開始されます。これは、[previous_lunar_week_start] 項目に対して返される値です。

概要

データ ロード エディターを開き、以下のロード スクリプトを新しいタブに追加します。

ロード スクリプトには、最初の例と同じデータセットとシナリオが含まれます。この例では、旧暦の週が 1 月 5 日に始まるよう設定しています。

ロード スクリプト

SET DateFormat='MM/DD/YYYY';

Transactions:
    Load
        *,
        lunarweekstart(date,0,4) as start_of_week,
        timestamp(lunarweekstart(date,0,4)) as start_of_week_timestamp
        ;
Load
*
Inline 
[
id,date,amount
8188,1/7/2022,17.17
8189,1/19/2022,37.23
8190,2/28/2022,88.27
8191,2/5/2022,57.42
8192,3/16/2022,53.80
8193,4/1/2022,82.06
8194,5/7/2022,40.39
8195,5/16/2022,87.21
8196,6/15/2022,95.93
8197,6/26/2022,45.89
8198,7/9/2022,36.23
8199,7/22/2022,25.66
8200,7/23/2022,82.77
8201,7/27/2022,69.98
8202,8/2/2022,76.11
8203,8/8/2022,25.12
8204,8/19/2022,46.23
8205,9/26/2022,84.21
8206,10/14/2022,96.24
8207,10/29/2022,67.67
]; 

結果

データをロードしてシートを開きます。新しいテーブルを作成し、これらの項目を軸として追加します:

• date

• start_of_week

• start_of_week_timestamp

このインスタンスでは、first_week_date 引数である 4 が lunarweekstart() 関数で使用されるため、1 月 1 日から 1 月 5 日に年の初めがオフセットされます。

トランザクション 8189 は 1 月 19 日に発生しました。旧暦の週が 1 月 5 日に始まる前、lunarweekstart() 関数は 1 月 19 日 12:00:00 AM を含む旧暦の週も 1 月 19 日に始まることを特定します。そのため、これは [start_of_week] 項目に返された値です。

概要

データ ロード エディタを開き、以下のロード スクリプトを新しいタブに追加します。

ロード スクリプトには、最初の例と同じデータセットとシナリオが含まれます。

ただし、この例では、変更されていないデータセットがアプリケーションにロードされます。トランザクションが発生した旧暦の週の始めのタイムスタンプを返す計算は、アプリケーションのチャート オブジェクトのメジャーとして作成されます。

ロード スクリプト

Transactions:
Load
*
Inline 
[
id,date,amount
8188,1/7/2022,17.17
8189,1/19/2022,37.23
8190,2/28/2022,88.27
8191,2/5/2022,57.42
8192,3/16/2022,53.80
8193,4/1/2022,82.06
8194,5/7/2022,40.39
8195,5/16/2022,87.21
8196,6/15/2022,95.93
8197,6/26/2022,45.89
8198,7/9/2022,36.23
8199,7/22/2022,25.66
8200,7/23/2022,82.77
8201,7/27/2022,69.98
8202,8/2/2022,76.11
8203,8/8/2022,25.12
8204,8/19/2022,46.23
8205,9/26/2022,84.21
8206,10/14/2022,96.24
8207,10/29/2022,67.67
];

結果

データをロードしてシートを開きます。新しいテーブルを作成し、この項目を軸として追加します:date。

次のメジャーを追加します。

=lunarweekstart(date)

=timestamp(lunarweekstart(date))

start_of_week メジャーは、lunarweekstart() 関数を使用し、関数の引数として日付項目を渡すことにより、チャート オブジェクトで作成されます。

lunarweekstart() 関数は、日付値がどの旧暦週に該当するかを識別し、その週の最後のミリ秒のタイムスタンプを返します。

トランザクション 8189 は 1 月 19 日に発生しました。lunarweekstart() 関数は、旧暦の週が 1 月 15 日に開始することを特定します。そのため、そのトランザクションの start_of_week 値は、その日の最初のミリ秒である 1 月 15 日 12:00:00 AM です。

概要

データ ロード エディターを開き、以下のロード スクリプトを新しいタブに追加します。

ロード スクリプトには次が含まれています。

• Loans というテーブルにロードされる、一連のローン残高を含むデータセット。

• ローン ID、週の初めの残高、各ローンにかかる単利の年率で構成されるデータ。

エンド ユーザーは、日付までの 1 週間の各ローンで発生した現在の利息をローン ID 別に表示するチャート オブジェクトを求めています。

ロード スクリプト

Loans:
Load
*
Inline 
[
loan_id,start_balance,rate
8188,$10000.00,0.024
8189,$15000.00,0.057
8190,$17500.00,0.024
8191,$21000.00,0.034
8192,$90000.00,0.084
];

結果

次の手順を実行します。

1. データをロードしてシートを開きます。新しいテーブルを作成します。

2. 次の項目を軸として追加します。

   • loan_id

   • start_balance

3. 次に、次のメジャーを作成して、累積利息を計算します。

   =start_balance*(rate*(today(1)-lunarweekstart(today(1)))/365)

4. メジャーの [数値書式] を [通貨] に設定します。

lunarweekstart() 関数は、今日の日付を唯一の引数として使用することにより、現在の年の開始日を返します。その結果を現在の日付から減算することにより、数式は今週経過した日数を返します。

次に、この値に利率を乗算して 365 で除算すると、この期間に発生する実効利率が返されます。次に、結果にローンの開始残高を掛けると、今週これまでに発生した利息を返されます。