一般的な数値関数
これらの一般的な数値関数では、引数は数式であり、x は実際の数値と解釈されます。すべての関数は、データ ロード スクリプトおよびチャート式の両方で使用できます。
各関数のドロップダウンを使用すると、その関数の簡単な説明や構文を確認できます。詳細を表示するには、構文の説明にある関数名をクリックします。
BitCount() は、10進数を 2 進数表記した場合に 1 に設定されるビット数を返します。つまり、この関数は integer_number に設定されたビット数を返します。integer_number は符号付きの
32 ビットの整数と解釈されます。
bitcount(integer_number)
Div() は、1 番目の引数を 2 番目の引数で割り算して得られる整数部分を返します。パラメータは両方とも実数として解釈されるため、整数である必要はありません。
div(integer_number1, integer_number2)
Fabs() は、x の絶対値を返します。結果は正の数値です。
fabs(x)
Fact() は、正の整数 x の階乗を返します。
fact(x)
Frac() は、x の小数部を返します。
frac(x)
Sign() は、x が正の数か 0、あるいは負の数かによって 1、0、-1 を返します。
sign(x)
組み合わせ関数と順列関数
Combin() は、p アイテムのセットから選択できる q 要素の組み合わせの数を返します。次の方程式で表されます:Combin(p,q) = p! / q!(p-q)! アイテムの選択順序に意味はありません。
combin(p, q)
Permut() は、p アイテムのセットから選択できる q 順列の数を返します。次の方程式で表されます:Permut(p,q) = (p)! / (p - q)! アイテムの選択順序には有意性があります。
permut(p, q)
モジュロ関数
fmod()は、1 番目の引数 (被除数) を 2 番目の引数 (除数) で割り算して得られる整数部分を返す、一般化モジュロ関数です。結果は実数です。引数は両方とも実数として解釈されるため、整数である必要はありません。
fmod(a, b)
Mod() は、整数除算による負でない余りを返す、数学的モジュロ関数です。1 番目の引数 は被除数で、2 番目の引数は除数で、両方の引数とも整数でなければなりません。
mod(integer_number1, integer_number2)
パリティ関数
Even() はTrue (-1) を返します。これは、integer_number が偶数の整数またはゼロの場合です。これが False (0) を返すのは integer_number が奇数の整数である場合で、NULL を返すのは integer_number が整数ではない場合です。
even(integer_number)
Odd() はTrue (-1) を返します。これは、integer_number が奇数の整数またはゼロの場合です。これが False (0) を返すのは integer_number が偶数の整数である場合で、NULL を返すのは integer_number が整数ではない場合です。
odd(integer_number)
丸め関数
Ceil()は、step (offset によりシフト) に最も近い倍数に数値を切り上げます。
ceil(x[, step[, offset]])
Floor()は、step (offset によりシフト) に最も近い倍数に数値を切下げます。
floor(x[, step[, offset]])
Round() は、offset によりシフトされた step の最も近い倍数で切り上げた/切り下げた結果を返します。
round( x [ , step [ , offset ]])