inyear - スクリプトおよびチャート関数
この関数は、timestamp が base_date を含む年の範囲内にある場合、True を返します。
構文:
InYear (timestamp, base_date, period_no [, first_month_of_year])
戻り値データ型:ブール値
引数:
引数 | 説明 |
---|---|
timestamp | base_date と比較する日付。 |
base_date | 年の評価に使用する日付。 |
period_no | 年は period_no によって補正することができます。period_no は整数で、値 0 は base_date を含む年を示します。period_no の値が負の場合は過去の年を、正の場合は将来の年を示します。 |
first_month_of_year | 事業年度が 1 月以外の月に始まる場合は、first_month_of_year で 2 から 12 の間の値を指定します。 |
例と結果:
これらの例は、日付書式 DD/MM/YYYY を使用しています。日付書式は、ロード スクリプト上部の SET DateFormat ステートメントで指定されています。必要に応じて、書式を変更してください。
例1:
inyear ('25/01/2013', '01/01/2013', 0 )
True を返します
例2:
inyear ('25/01/2012', '01/01/2013', 0)
False を返します
例3:
inyear ('25/01/2013', '01/01/2013', -1)
False を返します
例4:
inyear ('25/01/2012', '01/01/2013', -1 )
True を返します
例5:
inyear ('25/01/2013', '01/01/2013', 0, 3)
True を返します
例6:
inyear ('25/03/2013', '01/07/2013', 0, 3 )
False を返します。この timestamp を指定する base_date と first_month_of_year の値は、01/03/2012 から 28/02/2013 までの範囲内である必要があります
例7:
ドキュメントに例のスクリプトを追加して実行します。その後、結果列に含まれている項目をドキュメントのシートに追加して結果を表示します。
この例では、first_month_of_year の値に 4 を指定し base_date を 1/4/2012 から 31/03/2013 の間にして、請求書日付が指定された会計年度の範囲内かどうか確認します。
TempTable:
LOAD RecNo() as InvID, * Inline [
InvDate
28/03/2012
10/12/2012
5/2/2013
31/3/2013
19/5/2013
15/9/2013
11/12/2013
2/3/2014
14/5/2014
13/6/2014
7/7/2014
4/8/2014
];
InvDate が、1/04/2012 から 31/03/2013 までの会計年度の範囲内かどうかテストします。
InvoiceData:
LOAD *,
InYear(InvDate, '31/01/2013', 0, 4) AS FinYr1213
Resident TempTable;
Drop table TempTable;
結果テーブルには、元の日付と、inyear() 関数の戻り値の列が含まれています。
InvDate | FinYr1213 |
---|---|
28/03/2012 | 0 (False) |
10/12/2012 | -1 (True) |
5/2/2013 | -1 (True) |
31/3/2013 | -1 (True) |
19/5/2013 | 0 (False) |
15/9/2013 | 0 (False) |
11/12/2013 | 0 (False) |
2/3/2014 | 0 (False) |
14/5/2014 | 0 (False) |
13/6/2014 | 0 (False) |
7/7/2014 | 0 (False) |
4/8/2014 | 0 (False) |