QlikView May 2022 の新機能
ここでは、QlikView の新機能と更新された機能をいくつか紹介します。
QVF のサポート
QVF ファイル形式のサポートは、QlikView 2021 年 5 月のリリースで導入済みです。QlikView 2022 年 5 月のリリースでは、QVF 形式が既定のファイル形式になります。
QVW ファイル形式は引き続き利用可能で、既存の QVW の既定の保存形式になります。2つのドキュメントのベースネームが同じで拡張子が異なる場合は、メタファイルと共有ファイルが共有されます。
QlikView の QVF ファイルと Qlik Sense QVF ファイルの間には、まだ相互の互換性がありません。
.NET
QlikView Server サービスが .NET 4.8 にアップグレードされました。
Doc Admin キャッシュを永続化
以前は、Doc Admin のキャッシュはメモリ上にあるだけで、QMS サービスを再起動すると消去されていました。現在はキャッシュがデータベースに永続的に保存されるようになりました。
配布サービス > 詳細 > ソースドキュメントの管理者の事前読み込み
キードライバ解析用の新機能
MutualInfo() 関数は、2 つの項目間の相互情報を計算します。
警告で終了したタスクをメールでアラート
以前は、QlikView Server に、リロード時にいずれかのタスクが失敗した場合にメールでアラートを送信する機能がありました。現在は警告で終了したタスクも含めることができるようになりました。
[Distribution Service] (配布サービス) > [Alert E-mail] (アラートメール)
コンテナオブジェクトの新規オプション
コンテナオブジェクトのタブを非表示にできるようになりました。オブジェクトは、非表示でない最初のオブジェクトが表示されます。
上部のメッコ チャートの合計
メッコ チャートで、各セグメント スタックの上に合計を表示できるようになりました。
ログ収集ツール
Qlik サポートで開発されたログ収集ツールが QlikView マネージメント コンソール に統合されました。
ソースドキュメントの追跡
Loop および Reduce プロセスで作成されたユーザードキュメントに、ソースドキュメントに関する情報が含まれるようになりました。この情報は、[ドキュメントサポート情報] ダイアログで確認することができます。