Qlik Sense Client-Managed 接続の作成

このページでは、Qlik Analytics Migration Tool を使用して Qlik Sense Client-Managed 環境へのソース接続を作成する方法を説明します。この接続により、自己ホスト型 Qlik Sense 環境から Qlik Cloud へのコンテンツの移行が可能になります。

次の 2 つの方法を使用できます。

• 方法 1 - JWT 認証ですでに構成されている既存の仮想プロキシを使用する。
• 方法 2 - Qlik Analytics Migration Tool を使用して、新しい仮想プロキシを自動的に作成する。

方法 1: 既存の仮想プロキシを使用する

この方法は、JWT 対応の仮想プロキシが Qlik Sense Client-Managed 環境にすでに構成されている場合に適用できます。

ステップ

次を実行します。

1. [Connections] タブに移動して、 [Qlik Sense Client-Managed] を選択します。
2. [Create New] をクリックします。
3. [Connection Setup] タブで、次を入力します。
   • Connection Name - 接続を識別するための参照名。
   • Qlik Sense Virtual Proxy URL - 構成された仮想プロキシの完全な URL (例: https://qliksense.domain.com/proxy-name)。
   • API Key / JWT - 構成された仮想プロキシに関連付けられた JWT。この値は入力時にマスクされます。
4. [Test Connection] をクリックして、構成を有効にします。
   • 接続が有効になると、成功通知が表示されます。
   • テストに失敗した場合は、URL とトークンを確認してください。エラー メッセージに詳細が記載されている場合があります。
5. [Create Connection] をクリックします。
6. 作成成功の確認メッセージが表示され、接続がリストに追加されます。

方法 2: ツールを使用して仮想プロキシを作成する

この方法では、Qlik Analytics Migration Tool を使用して、新しい仮想プロキシと関連する JWT を作成できます。

ステップ

次を実行します。

1. [Connections] タブに移動して、 [Qlik Sense Client-Managed] を選択します。
2. [Create New] をクリックします。
3. [Virtual Proxy Setup – Guide] タブで、手順を確認します (オプション)。
4. [Virtual Proxy Setup] タブに切り替えます。
5. [Qlik Server URL] 項目に、Qlik Sense Client-Managed 環境のログイン URL を入力します。
6. [Login to Qlik] をクリックします。認証を求める新しいタブが開きます。
7. ログイン後、Web ブラウザで Developer Tools (F12 または fn + F12) を開きます。
8. [Application] タブに移動し、次を実行します。
   1. [Cookies] セクションを展開します。
   2. Qlik Senseドメインを選択します。
   3. Cookie Name をコピーします。Qlik Analytics Migration Tool で、Qlik Session Cookie (Cookie Name) 項目に貼り付けます。
   4. Cookie Value をコピーします。Qlik Analytics Migration Tool で、Qlik Session Cookie (Cookie Value) 項目に貼り付けます。
9. [Retrieve users and proxies from Qlik] をクリックします。
   • これにより、すべての RootAdmin ユーザーと利用可能なプロキシが取得されます。
   • 取得に失敗した場合、Cookie の値を確認し、必要に応じて再認証します。
10. [Select Service User] ドロップダウンで、仮想プロキシに関連付ける RootAdmin ユーザーを選択します。
11. [Select Proxy Service] ドロップダウンで、プロキシ サービス (通常は Central) を選択します。
12. 必要に応じて、 [Virtual Proxy Name] (スペースは使用不可) を設定します。
13. [Create Virtual Proxy] をクリックします。
    • 成功通知により、プロキシが作成されたことを確認します。
    • 失敗した場合は、入力内容を確認し、エラー メッセージを確認してください。
14. プロキシ作成後、JWT トークンが表示されます (保存はオプション)。
15. [Go to Connection Setup] をクリックします。
    • すべての接続項目は、プロキシ情報を使用して自動入力されます。
16. [Test Connection] をクリックして設定を検証します。
17. [Create Connection] をクリックします。
18. 確認メッセージが表示され、接続がリストに追加されます。

関連トピック

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