Remote Engineユーザーとパスワード
デフォルトのセキュリティ設定では、<RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/users.propertiesにあるプロパティファイルを使って認証ユーザーとそのパスワードが保存されます。デフォルトのユーザー名はtadminで、関連付けられているパスワードもtadminとなります。Karafを本番環境に移行する前に、前述のファイルを編集してデフォルトのパスワードを変更します。
このユーザーはKarafのSSHコンソールとJMX管理層へのアクセスに使われ、どちらも同じJAASベースのセキュリティ認証に委任されます。
users.propertiesファイルには、ユーザー、パスワード、関連付けられているロールが定義されている1行(または複数行)が含まれています。
user=password[,role][,role]...
Remote Engineの起動後、パスワードは暗号化されます。デフォルトで、暗号化はSalted SHA-256アルゴリズムを使用してJasyptに基づきます。これらの設定を変更するには、<RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/org.apache.karaf.jaas.cfgファイルを編集します。詳細は、Karafセキュリティ設定ページをご参照ください。