Talend Remote Engineを使って作業
Remote Engineによって、オンプレミスのアプリケーションおよびデータベースを使用するタスクを実行できます。
データがステージングされないため、Talend Management ConsoleとRemote Engine間のアウトバウンド通信は完全に保護されます。
ローカルからクラウド/クラウドからローカルへのデータ転送
ローカルファイル(新しい顧客のリストを含むExcelまたはCSVファイルなど)をクラウドアプリケーション(Marketoなど)にアップロードします。この場合、Remote Engineはデータセンター内にあり、必要なリソースにアクセスできます(ローカルファイルシステム、データベース、その他)。また、データはTalend Management Consoleを経ることなく宛先のクラウドアプリケーション(MarketoまたはSalesforce)に直接届きます。これは、通信がアウトバウンドのみであるためです。
ローカルからローカルへのデータ転送
ローカルファイル(新しい顧客のリストを含むExcelまたはCSVファイルなど)をローカルアプリケーション(ローカルSAPシステムなど)にアップロードします。
顧客のクラウドからSaaSクラウドへのデータ転送
クラウドベースのSaaSアプリケーション(Salesforceなど)を、最新のMap/Reduceの結果(HiveやHBase Queryなどを使用)や、別のクラウドアプリケーション(AmazonやGoogle Cloudなど)に保存されている情報でアップデートします。この場合、ローカルの社内ネットワークとは関係なく、Talend Management Consoleでは一部のメタデータのみ受け取ります。
インストール
runというインストーラーファイルを使うか、tar.gzアーカイブ内に、Talend Remote EngineをTalend Cloudポータルからダウンロードできます。
インストール手順は、Remote Engineをインストールをご覧ください。
Talend Remote Engineのサポートされているバージョンは、製品規約からアクセスできます。