ブレークポイントの監視
特定のブレークポイントでデータ処理を監視する前に、該当するジョブフローにブレークポイントを追加する必要があります。
それによって、定義された各ブレークポイントでジョブが自動的に停止します。この方法を使うとコンポーネントとその値を個別に検証でき、必要に応じてデバッグできます。
リンクにブレークポイントを追加するには、次の手順に従います。
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デザインワークスペースでリンクを右クリックし、ポップアップメニューで[Show Breakpoint Setup] (ブレークポイントのセットアップの表示)を選択します。
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[Breakpoint] (ブレークポイント)ビューで[Activate conditional breakpoint] (条件ブレークポイントを有効化)チェックボックスをオンにし、テーブルで[Conditions] (条件)を設定します。
[Traces] (トレース)モードにアクセスすると、ブレークが追加されるリンクの下に一時停止アイコンが表示されます。
ブレークポイントが定義されたら、トレースモードに切り替えます。この操作は次の手順で行います。
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[Run] (実行)ビュー、[Debug Run] (デバッグ実行)タブとクリックします。
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[Java Debug] (Javaデバッグ)ボタンの下向き矢印をクリックし、[Traces Debug] (トレースデバッグ)オプションを選択します。
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[Traces Debug] (トレースデバッグ)をクリックし、トレースモードでジョブを実行します。定義された最初のブレークポイントまでデータが処理されます。
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[Next Breakpoint] (次のブレークポイント)ボタンをクリックし、次のブレークポイントまでデータ処理を続行します。
何らかの理由で進行中のジョブを停止する場合は[Kill] (強制終了)ボタンをクリックします。ジョブを最後まで実行する場合は[Basic Run] (基本実行)ボタンをクリックします。
デザインワークスペースに表示されている監視情報をクリアするには、[Debug Run] (デバッグ実行)タブで[Clear] (クリア)ボタンをクリックします。