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エンジンのトラブルシューティング用のサポートバンドルを作成

Remote Engine特定のスクリプトであるtalend-re-helper.shtalend-re-helper.batを使えば、発生した問題に関するコンテキスト情報を収集できます。

この情報は後で自分で使用したり、エンジンのトラブルシューティングのためにQlik Supportチームに送信したりできます。

収集される情報は、<RemoteEngineInstallation>フォルダーとそのサブフォルダーの下に保存されているもののみです。作業ファイルの一部を<RemoteEngineInstallation>フォルダーの外に置くようRemote Engineを設定した場合、このファイルは収集されません。

このスクリプトはv2.10.7以降のRemote Engineでのみサポートされています。

手順

  1. コマンドライン端末で、<RemoteEngineInstallation>/scriptsフォルダーに移動します。
  2. talend-re-helper.shまたはtalend-re-helper.batを実行します。

    • このスクリプトのhelp情報が必要な場合は、helpパラメーターを指定してこのスクリプトを実行します:
      ./talend-re-helper.sh --help
    • デフォルトのSSHパスワードが変更されている場合、Karafのダンプを抽出するには、このパスワードを入力する必要があります。アップデートされたパスワードを使って、次のコマンドを実行します:
      ./talend-re-helper.sh --password=<updated-password>
      Remote Engine用のSSHの詳細は、SSHを使ってリモートアクセスを有効化(オプション)をご覧ください。

    このスクリプトはエンジンがオンでもオフでも実行できます。ただし、エンジンコンテナーの状態に関するダンプファイルを収集する必要がある場合は、エンジンが実行中であることが必要です。

タスクの結果

このスクリプトは、Remote engineマシンから収集した以下のフォルダーやファイルが含まれているアーカイブを現在のディレクトリーに生成します。
  • フォルダー:
    /etc
    /TalendJobServersFiles/jobexecutions/logs
    /data/log
    /data/job
    /instances
  • ファイル:
    /karaf.pid
    /version.txt
    /system.txt
    /TalendJobServersFiles.archiveJobs.csv
    /TalendJobServersFiles.repository.csv
    /lock.csv
    /data.m2.csv
    /data.filebuffer.csv
    • このsystem.txtは、Javaとシステムに関するグローバルな情報を保存します。
    • CSVファイルは、このアーカイブに追加された全ファイルを、そのメタデータ(Remote Engineマシンでのパス、ファイルの所有者、作成時間など)と共にリスト表示します。
  • エンジンコンテナーの状態(環境設定やメモリ情報など)に関するダンプファイルのzipファイル。たとえば、この種類のダンプzipはdump-2021-10-08_09-35-29.zipとなります。

    ダンプファイルを収集する必要がある場合は、このスクリプトを実行する時にエンジンが稼働していることが必要です。

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