WMQコンポーネントを使ってWebSphere MQネイティブサーバーへの接続を設定する
cMessagingEndpointの使用時にWMQ (英語のみ)を呼び出すことでWebSphere MQネイティブサーバーのエンドポイントをアドレス指定する場合、MQ QueueManagerへの接続は、URIフィールドまたはプロパティファイルで設定できます。次のプロパティを設定できます。
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queueManagerName: MQ QueueManagerの名前。指定しない場合、コンポーネントはdefaultにフォールバックします。
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queueManagerHostname: MQ QueueManagerのホスト名。
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queueManagerPort: MQ QueueManagerのポート。
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queueManagerChannel: MQ QueueManagerのチャネル。
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queueManagerUserID: ユーザーID (オプション、認証にのみ必要)。
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queueManagerPassword: ユーザーパスワード(オプション、認証にのみ必要)。
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queueManagerCCSID: CCSID (オプション、認証にのみ必要)。
default.hostname=localhost
default.port=7777
default.channel=QM_TEST.SVRCONN
mq.propertiesには、複数のMQキューマネージャー定義を含めることができます。形式は以下のとおりです。
name.hostname
name.port
name.channel
ここで、nameはQueueManager名です。たとえば、mq.propertiesファイルには以下を含めることができます。
default.hostname=localhost
default.port=7777
default.channel=DEFAULT.SVRCONN
test.hostname=localhost
test.port=7778
test.channel=QM_TEST.SVRCONN
mq.propertiesはまた、プロパティuserID、password、CCSIDをサポートしています。例:
default.hostname=localhost
default.port=7777
default.channel=DEFAULT.SVRCONN
default.userID=mqm
default.password=mqm
default.CCSID=1208
mq.propertiesを呼び出すには、cConfigコンポーネントを使い、[Dependencies] (依存項目)テーブルに追加します。Studioでこのコンポーネントを使ってルートを実行するには、com.ibm.mq.jar、com.ibm.mq.commonservices.jar、com.ibm.mq.headers.jar、com.ibm.mq.jmqi.jar、connector.jarをIBM Webサイトからダウンロードし、cConfigの[Dependencies] (依存項目)リストに追加する必要があります。cConfigコンポーネントの詳細は、cConfigをご覧ください。
このコンポーネントを含むルートがランタイムにデプロイされている場合、mq.propertiesファイルが<TalendRuntimePath>/container/etcフォルダーから呼び出されます。さらに、com.ibm.mq.osgi.java_7.5.0.5.jarをIBM Webサイトからダウンロードし、<TalendRuntimePath>/container/deployフォルダーに追加する必要があります。または、com.ibm.mq.jar、com.ibm.mq.commonservices.jar、com.ibm.mq.headers.jar、com.ibm.mq.jmqi.jar、connector.jarを<TalendRuntimePath>/container/lib/extフォルダーにコピーし、MQパッケージをorg.osgi.framework.system.packages.extraに追加して<TalendRuntimePath>/container/etc/custom.propertiesを変更する必要があります。
org.osgi.framework.system.packages.extra = \
com.ibm.mq; \
com.ibm.mq.constants; \
com.ibm.mq.exits; \
com.ibm.mq.headers; \
com.ibm.mq.headers.pcf; \
com.ibm.mq.jmqi; \
com.ibm.mq.pcf; \
...
WMQコンポーネントの詳細は、https://github.com/camel-extra/camel-extra/tree/master/components/camel-wmq (英語のみ)を参照してください。
cMQConnectionFactoryコンポーネントを使ってWebSphere MQネイティブサーバーへの接続を作成し、 cWMQを使ってMQ QueueManagerと通信することもできます。詳細は、cMQConnectionFactoryとcWMQをご覧ください。