ライセンスごとのシート割り当て
ライセンスに基づいて、アプリケーションごとに使用できる定義済みのシート数があります。これらのシートは、ユーザーが持っているロールと権限に従って利用されます。
ユーザーはこれらのロールや権限を取得した場合のみシートを利用できます。これらのロールや権限の割り当てが解除されると、ユーザーのシートは再び利用可能になり、他のユーザーに割り当てることができるようになります。
各アプリケーションで1人のユーザーが利用できるシートは1つまでです。
Talend Cloud Data Preparation、Talend Cloud Data Stewardship、Talend Studio、およびTalend Cloud Pipeline Designerに関連するロールか権限が少なくとも1つある各ユーザーは、そのアプリケーションの1シートを消費します。
- ロール
- [Environment Administrator] (環境管理者)
- [Infrastructure Administrator] (インフラストラクチャー管理者)
- [Operator] (オペレーター)
- 権限
次の表には、Talend Management Consoleでシートを使用する権限の名前とIDが示されています 権限名 権限ID [Static IP - Manage] (静的IP - 管理) TMC_STATIC_IP_MANAGEMENT [Promotion - Manage] (プロモーション - 管理) TMC_PIPELINE_MANAGEMENT [Promotion - Start] (プロモーション - 開始) TMC_PROMOTION_EXECUTION [Operations - Manage] (操作 - 管理) TMC_OPERATOR [Export Logs - Manage] (ログをエクスポート - 管理) TMC_EXPORT_LOGS_MANAGEMENT [Engines - Manage] (エンジン - 管理) TMC_CLUSTER_MANAGEMENT [Environments - Manage] (環境 - 管理) TMC_ENVIRONMENT_MANAGEMENT
次の例は、Talend Cloudの管理者がユーザー間でシートを扱う方法を示しています。
外部コンサルタントがTalend Cloudへのアクセスを必要としなくなった時は、彼らのアカウントをTalendプロジェクトに残し、個人のオブジェクトは残すもののロールやパーミッションを削除してシートを解放するようにします。後で同じコンサルタントを同じプロジェクトに再び割り当てても、シートが自動的に戻って来ることはありません。そのため、シートがまだ残っている状態でロールや権限が再び割り当てられるまで、彼らのアカウントは使用できないままとなります。
シートを利用するユーザー数が許可シート数を超えた場合
ライセンスで認められているシート数をシートを使用しているユーザー数が超えていることを知らせる通知メールが届いている場合があります。
これは通常、ライセンスを変更した後に発生します。
この通知メールには、ユーザー数の調整期日が記載されています。このユーザー数を利用できるシート制限数に適合させるよう、この期日以前にユーザーを無効にしたり割り当てを解除した場合は、次の情報を無視しても構いません。
- [Personal] (個人用)ワークスペースにあるオブジェクトはすべて残りますが、アクティブのままであるユーザーは[Author] (作成者)権限が与えるまでアクセスできません。
ワークスペースの詳細は、ワークスペースを管理をご覧ください。
- [Shared] (共有)ワークスペースにあるオブジェクトもすべて残り、適切なロールを持つユーザーであれば引き続きアクセスできます。