tNetSuiteInput (v2019/2021)の標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtNetSuiteInputを設定するために使われます。
標準のtNetsuiteInputコンポーネントは、ビジネスファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。
- Talendが提供する8.0.1 R2023-02以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みではない場合、このコンポーネントはtNetSuiteV2019Inputという名前になります。
- Talendが提供する8.0.1 R2023-02以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合、このコンポーネントはtNetSuiteInputコンポーネントに組み込まれます。tNetSuiteInputコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューにある[Version] (バージョン)ドロップダウンリストでNetSuite SOAPを選択し、[Apply] (適用)をクリックします。詳細は管理者にお問い合わせください。
基本設定
バージョン | ドロップダウンリストから、使用するNetSuiteコンポーネントを選択します。NetSuiteバージョン2019コンポーネントの場合はNetSuite Deprecatedを、NetSuiteバージョン2019/2021コンポーネントの場合はNetsuite SOAPを選択します。 [Apply] (適用)ボタンをクリックして選択を確定します。 情報メモ注: [Version] (バージョン)ドロップダウンリストと[Apply] (適用)ボタンは、Talendが提供する8.0.1 R2023-02以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[Property Type] (プロパティタイプ) |
接続の詳細を設定する方法を選択します。
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スキーマとスキーマの編集 |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。 [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
情報メモ警告:
スキーマは、[Guess Schema] (推測スキーマ)をクリックするとNetSuite サービスフィールド(選択した[Record type] (レコードタイプ)によって異なります)に基づいて作成されます。この方法で作成されたスキーマの場合は、不要なスキーマカラムを削除できます。ただし、実行エラーを回避するために、スキーマカラムの名前は変更しないでください。 |
[Guess Schema] (推測スキーマ) | 指定したデータオブジェクトからスキーマを取得するには、このボタンをクリックします。 情報メモ注: このボタンをクリックする前に、[Record type] (レコードタイプ)でレコードタイプが設定済みであることをご確認ください。
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[API version] (APIバージョン) |
接続先のNetSuite APIのバージョンを選択します。 |
アカウント |
NetSuite Webサービスのアカウント番号(別名アカウントID)を入力します。 |
Login type (ログインタイプ): |
ログインタイプを選択します: BasicまたはToken-based。 |
[E-mail] (メール)と[Password] (パスワード) |
ユーザー認証情報を入力してNetSuite SOAPサービスにアクセスします。 パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
これら2つのフィールドは、[Login type] (ログインタイプ)ドロップダウンリストから、Basicが選択されている場合に利用できます。 |
[Role ID] (ロールID) |
NetSuiteロールIDを入力します。 このフィールドは、[Login type] (ログインタイプ)ドロップダウンリストから、Basicが選択されている場合に利用できます。 |
[Application ID] (アプリケーションID) |
お使いのアカウント用に生成されたNetSuiteアプリケーションIDを入力します。 NetSuiteバージョン2015以降では、アプリケーションIDが必要になっています。アプリケーションIDは、NetSuiteの[Manage Integration] (インテグレーションを管理)ページにあります。またはそこで新しく作成できます。 このフィールドは、[Login type] (ログインタイプ)ドロップダウンリストから、Basicが選択されている場合に利用できます。 |
[Consumer Key] (コンシューマーキー)と[Consumer Secret] (コンシューマーシークレット) |
NetSuiteアカウントで生成されたコンシューマーキーとコンシューマーシークレットを入力します。 コンシューマーシークレットを入力するには、[Consumer secret] (コンシューマーシークレット)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにコンシューマーシークレットを入力して[OK]をクリックします。コンシューマーシークレットは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
これら2つのフィールドは、[Login type] (ログインタイプ)ドロップダウンリストから、Token-basedが選択されている場合に利用できます。 |
[Token ID] (トークンID)と[Token Secret] (トークンシークレット) |
NetSuiteアカウントで生成されたトークンIDとトークンシークレットを入力します。 トークンシークレットを入力するには、[Token secret] (トークンシークレット)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにトークンシークレットを入力して[OK]をクリックします。トークンシークレットは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
これら2つのフィールドは、[Login type] (ログインタイプ)ドロップダウンリストから、Token-basedが選択されている場合に利用できます。 |
[Record Type] (レコードタイプ) |
フィールドの横にある[...]ボタンをクリックしてダイアログボックスを開き、取得するレコードタイプを選択するか、または[Use custom object] (カスタムオブジェクトの使用)チェックボックスをオンにして、[Object Name] (オブジェクト名)フィールドでカスタムレコードタイプを指定します。 |
検索条件 | データ取得のためにフィールドのマッチングを行えるように、検索条件を指定します。[+]ボタンをクリックして、 いくつでも必要な数の行を追加し(各条件に1行)、各条件を定義します。
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詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
[Enable customizations] (カスタマイズの有効化) |
コンポーネントにカスタマイズ(カスタムレコードタイプとカスタムフィールド)の取得を指示する場合は、このチェックボックスを選択します。このオプションを有効にすると、カスタムレコードタイプが取得され、[Record Type] (レコードタイプ)ダイアログボックスで選択できるようになり、カスタムフィールドが取得されてスキーマに含まれます。 このオプションはデフォルトで有効になっています。カスタムレコードタイプまたはカスタムフィールドを必要としない場合は、無効にできます。 情報メモ注: 次のトランザクションカスタムボディフィールドはサポートされていません: Assembly Unbuild、Bin Putaway Worksheet、Bin Transfer、Paycheck、Work Order
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[Body fields only] (本文フィールドのみ) |
ボディフィールドのみ取得したい場合はこのチェックボックスを選択し、ボディフィールドとサブリストの値を両方取得したい場合はこのチェックボックスをオフにします。 関連情報については、bodyFieldsOnlyをご覧ください。 情報メモ注:
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グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール | このコンポーネントは、通常 Talend フローにおいて開始コンポーネントとして使用され、出力コンポーネントを必要とします。 |
制限事項 | NetSuiteコンポーネントは、マイクロサービスビルドタイプとOSGIビルドタイプをまだサポートしていません。 |