ドキュメント プロパティ:テーブル
循環参照を含むデータが QlikView にロードされると、QlikView 内部ロジックで循環参照によるループの生成を防ぐため、疎結合テーブルが自動的に作成されます。疎結合テーブルは、予想される理解可能な方法でデータを視覚化できるように取り扱う必要があります。
どのテーブルでも、このダイアログまたはマクロを使用して対話形式で疎結合にすることができます。
通常の QlikView 連結ロジックは、疎結合テーブルでは内部で切断されます。つまり、ある項目での選択は、同じテーブル内の他の項目には反映されません。これは、データ構造内の循環参照を避けるためなど、多くの状況でとても役立ちます。
このページには、テーブル と 項目の 2 つのリストがあります。
どちらのテーブルも、列ヘッダーをクリックして、任意の列でソートできます。
テーブル リストには以下の情報が含まれています。
Property | 説明 |
---|---|
[Name] (名前) | 内部テーブルの名前。 |
疎結合 | チェックボックスがオンの場合、テーブルは疎結合されています。ここで意図的に、テーブルに疎結合を設定できます。 |
レコード数 | テーブル内のレコード (行) の数。 |
項目数 | テーブル内の項目 (列) の数。 |
キー数 | テーブル内のキー (接続) 項目 (列) の数。 |
コメント |
データ ソースから読み込んだコメントや項目に付けたコメントを表示します。 |
ページ下部にある項目リストには、QlikView ドキュメントのすべての項目が表示されます。また、上のリストで 1 つの内部テーブルを選択した場合は、そのテーブルの項目が表示されます。列は次のとおりです。
Property | 説明 |
---|---|
# | 項目の内部番号。0 ~ 5 の番号は QlikView システム項目で使用され、このリストには表示されません。 |
名前 | 項目の名前。 |
軸 | 項目にシステム タグ $dimension を追加するには、項目名の横のチェック ボックスをオンにします。このタグは、チャートの軸やリスト ボックスなどでの使用を推奨する項目であることを示します。軸タグの付いた項目は、[数式の編集] ダイアログ以外の QlikView の項目選択リストの上部に表示されます。 |
計算 | 項目にシステム タグ $measure を追加するには、項目名の横のチェック ボックスをオンにします。このタグは、数式での使用を推奨する項目であることを示します。[メジャー] タグの付いた項目は、 数式の編集ダイアログが開きます。 |
タグ |
項目タグを表示します。$ はシステム タグであることを示します。 |
コメント | データ ソースから読み込んだコメントや、Semantic (セマンティック)、AndMode (And モード)、AlwaysOneSelected (常に 1 つの選択値)、Info (情報)、Locked (ロック) または Hidden (非表示) など、項目の特別な状態のインジケータが表示されます。 |
テーブル数 | その項目が存在するテーブルの数。 |
値の数 | 選択条件に関わらない、項目値の合計数。この情報は、キー (接続) 項目では使用できません。 |
ユニークなレコード数 | 選択条件に関わらない、distinct 項目値の合計数。 |
タイプ |
Semantic (セマンティック)、AndMode (And モード)、AlwaysOneSelected (常に 1 つの選択値)、Locked (ロック)、Hidden (非表示) など、項目の特別な状態のインジケータが表示されます。 |
タグの編集 | タグの追加や削除が可能なダイアログを開きます。ここで、システム タグの削除はできません。追加タグにシステム タグが使用する名前を付けることはできません。 |
構造のエクスポート | このボタンを押すと、ドキュメントのテーブル構造を一連のテキスト ファイルにエクスポートできます。これらのテキスト ファイルはそれぞれ、1 つはテーブル用 (file-name.Tables.tab)、1 つは項目用 (filename.Fields.tab)、1 つはマッピング用 (filename.Mappings.tab) に分かれていますが、QlikView ロジックを活用して詳細な分析を行うために QlikView に簡単に読み取ることができます。エクスポートするターゲット フォルダを選択できるダイアログが表示されます。デフォルトでは、ファイルは QlikView ドキュメントと同じフォルダに保存されます。 |
タグのクリーンアップ | 項目が QlikView ドキュメントから削除された後に残ったタグを削除するには、このボタンをクリックします。 |