発見と分析
ドキュメントを作成してデータをロードすると、データの発見と分析が行えるようになります。分析を実施する理由はさまざまで、使用可能なツールも多数あります。
選択
QlikView では、選択が主な操作です。選択により、QlikView にロードされたデータのサブセットがフィルタリングされます。
選択を使用して詳細を知りたいものを調べると、QlikView は色分けされた絞込値と除外値を異なる色で示します。
ルーチン分析
ルーチン分析の典型的なアクティビティとして、以下のように定期的に主要指標 (KPI) を確認する作業が挙げられます。
- 毎朝のノルマに対する総売上高
- 前年同期比総売上高に対する総売上高
- 週末における受注未発送件数
- 各月同日における地域ごとの売上高
例えば、売上高の推移を示すデータがあると仮定します。このような場合、データを絞って特定の月の売上高のみを表示します。そして、翌月のデータのみを表示すれば、売上高がどのように推移したかを確認できます。
予備分析
QlikView では、新しい洞察を得るために、次のようなさまざまな方法でデータを探索できます。
- 複数を選択して効率的にデータをフィルタリングする
- 比較分析をして what-if の質問をする/質問に回答する
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新しいビューや詳細をクリックまたはタップする
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任意の方法でデータをリミックスして再度組み立てる
データ内の検索
QlikViewのユニバーサルな 検索ツールを使用し、ファジー論理を活用することで、潜在的なすべての一致を見つけることができます。
分析接続
分析接続を使用すると、外部分析をビジネス ディスカバリと統合することができます。分析接続で、外部計算エンジンを呼び出すことによって、ロード スクリプトとチャートで使用できる数式を拡張します (これを行う際、計算エンジンはサーバーサイド拡張 (SSE) としての役割を果たします)。例えば、R への分析接続を作成して、データをロードするときに統計数式を使用することができます。
ブックマークの選択
選択ステートをブックマークとして保存すると、過去の選択内容や頻繁に選択される内容をトラッキングできます。