Column - チャート関数
Column()は、軸に関係なく、ストレート テーブルで ColumnNo に対応する列の値を返します。例えば、Column(2) は 2 番目のメジャー列の値を返します。
構文:
Column(ColumnNo)
戻り値データ型: デュアル
引数:
-
ColumnNo: メジャーを含むテーブルの列番号です。 情報メモColumn() 関数は軸列を無視します。
制限事項:
-
チャートの式いずれかにこのチャート関数が使用されている場合、チャートの y 値のソート、またはテーブルの式列ごとのソートは許可されません。よって、これらのソート機能は自動的に無効になります。ビジュアライゼーションまたはテーブルでこのチャート関数を使用すると、ビジュアライゼーションのソートは、レコード間の関数に対するソートされた入力の状態に戻ります。
-
ColumnNo が参照する列にメジャーがない場合は、NULL 値が返されます。
-
再帰呼び出しは、NULL を返します。
例と結果:
例 | 結果 |
---|---|
Order Value は、数式 Sum(UnitPrice*UnitSales) を伴うメジャーとしてテーブルに追加されます。 Total Sales Value は、以下の数式を伴うメジャーとして追加されます。 Sum(TOTAL UnitPrice*UnitSales) % Sales は、以下の数式を伴うメジャーとして追加されます。100*Column(1)/Column(2) |
Column(1) の結果は、最初のメジャー列である Order Value から得られます。 Column(2) の結果は、2 番目のメジャー列である Total Sales Value から得られます。 例 総売上高の割合 の % Sales 列の結果を参照してください。 |
Customer A を選択します。 |
選択が Total Sales Value に変わるため、%Sales になります。選択した顧客の売上高率 の例を参照してください。 |
Customer | Product | UnitPrice | UnitSales | Order Value | Total Sales Value | % Sales |
---|---|---|---|---|---|---|
A | AA | 15 | 10 | 150 | 295 | 50.85 |
A | AA | 16 | 4 | 64 | 295 | 21.69 |
A | BB | 9 | 9 | 81 | 295 | 27.46 |
例で使用されているデータ:
ProductData:
LOAD * inline [
Customer|Product|UnitSales|UnitPrice
Astrida|AA|4|16
Astrida|AA|10|15
Astrida|BB|9|9
Betacab|BB|5|10
Betacab|CC|2|20
Betacab|DD||25
Canutility|AA|8|15
Canutility|CC||19
] (delimiter is '|');