データセットと来歴をQlik Cloudに公開
Talend StudioからTalend Cloudに公開されたData Integrationジョブは、入力データセット、出力データセット、来歴を生成します。これらはQlik Cloudに送信することができます。Qlik Cloudの[Catalog] (カタログ)ページでは、元のソースにさかのぼって変換を追跡するデータの来歴を見ることができます。
始める前に
- Qlik Talend Cloud Premium EditionライセンスまたはQlik Talend Cloud Enterprise Editionライセンスを持っていること。
- Talend Management ConsoleからQlik Cloudへの接続と認証を設定済みであること。詳細は、Qlik Cloudを使ってTalend Cloudを設定をご覧ください。
- 公開するジョブは、入力コンポーネントでデータソースからデータを読み取り、データを変換し、出力コンポーネントに渡すためにデータをマッピングします。
手順
次のタスク
Qlik Cloudで[Catalog] (カタログ)ページを開けば、データセットを見ることができます。データセットで[Lineage] (来歴)を選択すると、データの来歴グラフが表示されるので、元のソースにさかのぼって変換を確認できます。詳細は、カタログからデータセットを閲覧する (英語のみ)とアプリ、スクリプト、データセットの系列の分析 (英語のみ)をご覧ください。

この例では、入力データセットであるSTUDENT_INFO_G4とTEACHER_INFOから出力データセットであるG4_ALLへのデータ変換が、データ来歴グラフで示されています。入力データセットはtSnowflakeInputコンポーネントによって読み取られ、Data IntegrationジョブであるDemoLineage_Step1によって変換された後、tSnowflakeOutputコンポーネントによってSnowflakeテーブルに書き込まれます。
情報メモ注: ジョブアーティファクトは、ファイルやデータベースの入出力コネクター用のデータセットと来歴を生成できます。ただし、Talend StudioはQlik Cloudからの別のコネクターリストをサポートしているため、一部の操作(プロファイリングやプレビューなど)ではQlik Cloudのサポート範囲が制限されます。詳細は、Data Integration のカタログでデータを理解する (英語のみ)をご覧ください。