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cMQConnectionFactoryの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているcMQConnectionFactoryを設定するために使われます。

標準cMQConnectionFactoryコンポーネントは、Connectivityファミリーに属しています。

基本設定

[MQ server] (MQサーバー)

MQサーバーを、ActiveMQ、WebSphere MQ Jms、WebSphere MQ Native、AMQP 1.0、MQTT、またはCustomizedから選択します。

WebSphere MQネイティブサーバーへの接続は、プロパティファイル内からでも設定できます。詳細は、プロパティファイルでWebSphere MQネイティブサーバーへの接続を設定をご覧ください。

WebSphere MQへの接続については、Talend Help Centerでオンラインドキュメンテーションをご覧ください。

WebSphere MQへの接続については、Talend Help Center (https://help.talend.com (英語のみ))でオンラインドキュメンテーションをご覧ください。

[Use Transaction] (トランザクションの使用) (ActiveMQWebSphere MQ Jms[Customized] (カスタマイズ)のみ)

MQサーバーからのメッセージを消費するルートでローカルトランザクションを有効にする場合は、このチェックボックスをオンにします。ルートで例外が発生した場合、メッセージブローカーのメッセージは、再配信ポリシー用に設定されたmaximumRedeliveriesの後で配信不能キューに送信され、ルートによって消費されません。詳細は、http://camel.apache.org/transactional-client.html (英語のみ)をご覧ください。

[Broker URI] (ブローカーURI) (ActiveMQのみ)

メッセージブローカーのURIを入力します。

ルート内メッセージ処理の場合は、デフォルトのURIであるvm://localhost?broker.persistent=false for ActiveMQを使うだけで十分です。
情報メモ警告:
[Broker URI] (ブローカーURI)パラメーターに"{{activemq_url}}"を設定しようとすると、次のエラーメッセージが表示される場合があります。
Invalid broker URI: {{activemq_url}}
プロパティコンポーネントを設定すると、Camelプロパティ構文{{...}}をほとんどのTalendコンポーネントで直接使うことができます。ただし、いくつかの例外があります。cMQConnectionFactoryコンポーネントは、{{...}}構文を直接使用できない例外の1つです。
"{{activemq_url}}"を使う代わりに、次に示すようにCamel resolvePropertyPlaceholdersメソッドを呼び出します。
camelContext.resolvePropertyPlaceholders("{{activemq_url}}")

[HTTP Transport] (HTTP転送) (ActiveMQのみ)

ActiveMQブローカーへのHTTPベースの接続を有効にする場合は、このチェックボックスをオンにします。

[Use PooledConnectionFactory] (PooledConnectionFactoryを使用) (ActiveMQのみ)

このチェックボックスをオンにして、PooledConnectionFactoryを使用します。

[Max Connections] (最大接続数) (ActiveMQのみ)

PooledConnectionFactoryの最大接続数を指定します。このフィールドは、[Use PooledConnectionFactory] (PooledConnectionFactoryを使用)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[Max Active] (最大稼動) (ActiveMQのみ)

接続ごとの最大セッション数を指定します。このフィールドは、[Use PooledConnectionFactory] (PooledConnectionFactoryを使用)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[Idle Timeout (in ms)] (アイドルタイムアウト(ミリ秒)) (ActiveMQのみ)

接続が切断されるまでの最大待機時間(ミリ秒単位)を指定します。このフィールドは、[Use PooledConnectionFactory] (PooledConnectionFactoryを使用)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[Expiry Timeout (in ms)] (有効期限タイムアウト(ミリ秒)) (ActiveMQのみ)

初めて使用してから接続が切断されるまでの時間(ミリ秒単位)を指定します。デフォルト値は60000です。0を指定すると有効期限は無効になります。このフィールドは、[Use PooledConnectionFactory] (PooledConnectionFactoryを使用)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[Host Name] (ホスト名) (WebSphere MQ Jms[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)[AMQP 1.0 and MQTT] (AMQP 1.0およびMQTT)のみ)

IBM WebSphere MQサーバーまたはMQTTブローカーが実行されているホストの名前またはIPアドレスを入力します。WebSphere MQ JmsWebSphere MQ Native、およびAMQP 1.0の場合、デフォルトはlocalhostです。MQTTの場合、デフォルトは 127.0.0.1です。

[Port] (ポート) (WebSphere MQ Jms[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)AMQP 1.0およびMQTTのみ)

MQサーバーのポートを入力します。WebSphere MQ JmsWebSphere MQ Native、およびAMQP 1414の場合、デフォルトはlocalhostです。AMQP 1.0の場合、デフォルトは5672です。MQTTの場合、デフォルトは1883です。

[Transport Type] (転送タイプ) (WebSphere MQ Jmsのみ)

IBM WebSphere MQサーバーとWebSphere MQブローカーの間のメッセージ転送のタイプを、[Bindings] (バインド)[Bindings then Client] (バインドとクライアント)[Client] (クライアント)から選択します。

[Queue Manager] (キューマネージャー) (WebSphere MQ Jmsのみ)

キューマネージャーの名前を入力するか、IBM WebSphere MQサーバーの名前を指定してキューマネージャーを検索します。

[Channel] (チャネル) (WebSphere MQ Jmsおよび[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)のみ)

接続を確立するチャネルの名前を指定します。WebSphere MQ Jmsの場合、デフォルトはSYSTEM.DEF.SVRCONNです。[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)の場合、デフォルトはchannel.nameです。

[Name] (名前) ([WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)のみ)

接続を確立するキューマネージャーの名前を指定します。

[Authentication] (認証) (ActiveMQWebSphere MQ Jms[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)AMQP 1.0MQTTのみ)

このチェックボックスをオンにし、MQサーバーのユーザー名とパスワードを入力して、アクセス許可を検証します。パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、[OK] をクリックして設定を保存します。[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)サーバーの場合は、文字の数値順序を定義するCCSID (コード化文字セット識別子)を追加で提供します。CCSIDの詳細は、http://www-01.ibm.com/software/globalization/cdra/appendix_c.html (英語のみ)をご覧ください。

[Dependencies] (依存項目) (WebSphere MQ Jms[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)[Customized] (カスタマイズ)のみ)

MQブローカーが必要とする追加のライブラリーを指定します。

[Use SSL] (SSLを使用) (AMQP 1.0およびMQTTのみ)

SSLプロトコルを介してMQサーバーに接続する場合は、このチェックボックスをオンにします。MQTTの場合は、MQサーバーが信頼する証明書のリストを含むTrustStoreファイルを指定し、TrustStoreデータの整合性をチェックするために使うパスワードを入力します。

[Connect Attempts] (接続試行) (MQTTのみ)

初期接続を確立するための最大試行回数。無制限の試行を許可する場合のデフォルトは-1

[Reconnect Attempts] (再接続試行) (MQTTのみ)

失敗後に接続を再確立するための最大試行回数。無制限の試行を許可する場合のデフォルトは-1

[Reconnect Delay] (再接続遅延) (MQTTのみ)

初期接続または失敗した接続を再確立する試行間のミリ秒単位の時間。デフォルトでは10

[Quality of Service] (サービスの品質) (MQTTのみ)

メッセージ交換に使うMQTTサービス品質。AtMostOnceAtLeastOnceExactlyOnceのいずれかです。

[Connect Wait In Seconds] (接続待機(秒)) (MQTTのみ)

コンポーネントがMQTTブローカーへの接続が確立されるまで待機する秒単位の遅延(デフォルトでは10)。

[Disconnect Wait In Seconds] (切断待機(秒)) (MQTTのみ)

コンポーネントがMQTTブローカーからの有効な切断を待機する秒数(デフォルトは5)。

[Send Wait In Seconds] (送信待機(秒)) (MQTTのみ)

コンポーネントが例外を返す前に、MQTTブローカーからの公開されたメッセージを確認するための受信を待機する最大時間(デフォルトは5)。

[Code] (コード) ([Customized] (カスタマイズ)のみ)

メッセージ処理に使うMQ接続ファクトリーを指定するコードを記述します。

使用方法

使用ルール

cMQConnectionFactoryをルートに直接追加することはできません。

制限事項

ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Studioの Integration パースペクティブの[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールのインストールをご覧ください。外部モジュールをインストールする方法は、Talend Help Center (https://help.talend.com (英語のみ))をご覧ください。

[WebSphere MQ Native] (WebSphere MQネイティブ)サーバーを使うには、com.ibm.mq.jarcom.ibm.mq.commonservices.jarcom.ibm.mq.headers.jarcom.ibm.mq.jmqi.jarconnector.jarをIBM Webサイトからダウンロードし、[Dependencies] (依存項目)リストに追加する必要があります。

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