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汎用ビジネス用語集レポートをビジネスインテリジェンスツールに統合する

汎用ビジネス用語集レポートをビジネスインテリジェンスツールに統合してレポートをカスタマイズし、レポートに関連する用語と定義を提供することができます。

ビジネス用語集レポートは、すべてのエレメントとサブレポートがレポートに含まれ、すべての用語がそれらのエレメントとサブレポートにリンクされ、あらゆる用語が全体としてレポートにリンクされているシンプルなレポートです。BIツール自体から呼び出すことができるURLから呼び出されるように設計されています。レポートを受信するためには認証が必要です。

URLの署名はhttp://localhost:<ポート>/MM/BusinessGlossaryReportです。

始める前に

  • レポートがリポジトリーにインポート済みであること。
  • 用語集を作成し、用語が追加済みであること。
  • セマンティックマッピングを使用して用語集の用語をレポートエレメントにマッピング済みであること。
  • モデルを設定に追加し、接続が定義済みであること。

このタスクについて

MetadataExplorer.xml設定ファイル内のURLを介して、呼び出しの新しい環境を定義する必要があります。

手順

  1. アプリケーションサーバーマシン上のインストールフォルダーconf\template\resourcesに移動します。
  2. MetadataExplorer.xmlファイルをconf\template\resources\からconf\resources\にコピーしてアクティブにします。
    MetadataExplorer.xmlには、UIの動作の定義を提供する完全なXMLが含まれています。これはURL経由の呼び出しの新しい環境を含める場所です。UIは設定によって制御されます。
  3. conf\resources\フォルダーにあるファイルを開きます。
  4. [Environment] (環境)セクションを追加し、以下を指定します。
    • configPath: リポジトリー内の設定のパス。設定のパスプロパティを[property] (プロパティ)ビューからコピーできます。
    • contentPath: 設定に含める必要があるリポジトリー内のBIマルチモデルのパス。コンテンツのパスプロパティを[property] (プロパティ)ビューからコピーできます。
    • 環境URLのオプション:
      URLオプション 説明
      noHeader=(true|false) レポートのヘッダーを非表示にするにはtrueに設定します。
      noTitle=(true|false) レポートのタイトルを非表示にするにはtrueに設定します。
      noGridHeader=(true|false) グリッドヘッダーを非表示にするにはtrueに設定します。
      noHyperlink=(true|false) ハイパーリンクをクリックできないようにするにはtrueに設定します。
      noContext=(true|false) コンテキスト情報を非表示にするにはtrueに設定します。
      nolcon=(true|false) すべてのアイコンを非表示にするにはtrueに設定します。
      showDefinitionsOnly=(true|false) レポートをドキュメント化する重複を除いた用語のリストのみを表示するにはtrueに設定します。
      modelDefinitionsOnly=(true|false) モデル自体の定義のみ(レポートアイテムの定義ではない)を表示するにはtrueに設定します。
    以下はTableauの例です。
    <Environment name="Env1" configPath="/Demo/Config" contentPath="/Demo/Tableau">
    			<URLParameter>noHeader=true</URLParameter>
    			<URLParameter>noTitle=true</URLParameter>
    			<URLParameter>noGridHeader=false</URLParameter>
    			<URLParameter>noHyperlink=true</URLParameter>
    			<URLParameter>noContext=true</URLParameter>   			
    			<URLParameter>noIcon=true</URLParameter>
    			<URLParameter>showDefinitionsOnly=true</URLParameter>
    			<URLParameter>modelDefinitionsOnly=false</URLParameter>
    			</Environment>
  5. 変更を保存します。

タスクの結果

環境を定義したら、以下から任意のエレメントをUI URLに追加できます。
URLのオプションテキスト
&env MetadataExplorer.xmlで定義された環境
&report 一意なレポートIDまたは名前

これで、次のURLを呼び出すことができます: http://localhost/MM/BusinessGlossaryReport?env=<EnvironmentName>&report=<WorkbookName>

Tableau内にリンクを組み込むと、次のURLを使用してブック名代替パラメーターを活用できます: http://localhost/MM/BusinessGlossaryReport?env=<EnvironmentName>&report=<WorkbookName><WorkbookName>は、Tableau ServerのURLに表示されるブック名です(名前にスペースは含まれません)。

サンプルのSuperstore用Tableauレポートを使用して、調整後のURLは次のようになります: http://localhost:11480/MM/BusinessGlossaryReport?env=Env1&report=Superstore
以下はTableauの例です。
  1. レポートをTableauで開いて編集します。
  2. 新しいダッシュボードを追加し、次に新しいWebページオブジェクトを追加します。
  3. URLを入力して保存します。
  4. ダッシュボードタブの名前を変更して保存します。この例ではBusiness Glossary Reportです。
    ビジネス用語集レポートが別のタブとしてTableau内で利用できるようになりました。

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