Qlik Sense 証明書を使用した QlikView Distribution Service の構成
Qlik Sense 証明書を使用して各 QlikView Distribution Service (QDS) を構成し、Qlik Sense ハブに公開される QlikView ドキュメントへのリンクを許可する必要があります。
開始する前に
QDS を構成するには、各 QDS マシンに、client.pfx、root.cer、server.pfx などの新しい証明書セットをコピーする必要があります。構成する各 QDS マシンでは、新しい Qlik Sense 証明書セットが必要となります。
QDS マシンでの Qlik Sense 証明書のインポート
証明書は、ネイティブ Windows の証明書のインポート ウィザードを使用してインポートできます。
root.cer 証明書のインポート
- 証明書をダブルクリックして開きます。
- [証明書のインストール] をクリックします。
- [現在のユーザー] を選択します。
- [証明書をすべて次のストアに配置する] を選択します。
- [参照] をクリックし、[信頼されたルート証明機関] フォルダーを選択します。
- 証明書情報を確認し、[完了] をクリックします。
証明書のインポート ウィザードが開始されます。
root.cer 証明書が QDS マシンでインポートされます。
client.pfx 証明書および server.pfx 証明書のインポート
- 証明書をダブルクリックして開きます。
- [現在のユーザー] を選択します。
- [秘密キーの保護] 画面で、証明書のパスワードを入力します。
- [証明書の種類に基づいて、自動的に証明書ストアを選択する] を選択します。
- 証明書情報を確認し、[完了] をクリックします。
証明書のインポート ウィザードが開始されます。
証明書が QDS マシンでインポートされます。
Qlik Sense 証明書およびマシン情報を使用した QDS プロパティの構成
関連する証明書サムネイルと Qlik Sense および QDS のマシン情報を使用して、QDS 構成ファイルを各マシンで更新する必要があります。デフォルトでは、QDS の構成ファイル QVDistributionService.exe.config は、C:\Program Files\QlikView\Distribution Service にあります。
- In the
<appSettings>
セクションで、<add key="QRSMachineName" value="MySenseMachine.domain.com" /> と入力します。QlikSenseMachineName.domain.com は、Qlik Sense リポジトリを実行しているマシンの名前で置き換えます。 -
別の行で、<add key="QVWSMachineName" value="QlikViewMachineName" /> と入力します。QlikViewMachineName は、QlikView Web Server を実行しているマシンの名前で置き換えます。
情報メモドメインは必要ありません。 - (オプション) 別の行で、<add key="AjaxClientPath" value="/MyAjaxURL/opendoc.htm" /> と入力します。MyAjaxURL は、使用している Ajax Client の URL で置き換えます。この構成オプションを追加しない場合、デフォルトの /QvAJAXZfc/opendoc.htm が使用されます。
- Windows の [Microsoft 管理コンソール] を開きます。
- [証明書 - 現在のユーザー] ドロップダウン矢印をクリックします。
- [個人 > 証明書] フォルダーを開きます。
- [QlikClient] 証明書をダブルクリックします。
証明書のプロパティが表示されます。
- [詳細] タブで、拇印の値をコピーします。
- QVDistributionService.exe.config ファイルの別の行で、<add key="SenseClientCertificateThumbprint" value="ThumprintID" />と入力します。ThumbprintID は、証明書のプロパティに表示される拇印の値で置き換えます。
- 変更内容を保存します。
QDS が、Qlik Sense ハブの QlikView ドキュメントへのリンクを公開できるように構成されます。