マイクロサービスのデータサービス/ルートで実行ユーザーを設定
手順
- <RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/org.talend.ipaas.rt.dsrunner.cfgファイルを開きます。
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実行ユーザーが使用するJavaのパスをms.custom.jre.pathで指定します。デフォルトではシステムのJREパスが使われます。
この設定は、エンジンに使われたJavaインストールに実行ユーザーがアクセスできることを保証します。
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ms.execution.run.as.allow.listの値を編集し、必要なユーザーをすべて追加します。
次のテーブルは、このパラメーターの異なる値が実行ユーザーによるタスク実行にどう影響するかを示しています パラメーター値の例 実行ユーザーの例 タスク実行 メモ anybody 実行ユーザーは使われていません 承認 該当せず anybody Jim 承認 全ユーザーが許可されています * 実行ユーザーは使われていません リジェクト ユーザーを指定する必要があります * Jim 承認 全ユーザーが許可されています Jim,Jules 実行ユーザーは使われていません リジェクト このパラメーターによって認識されるユーザーを指定する必要があります Jim,Jules Jim 承認 Jimはこのパラメーターによって認識されています Ju* Jules 承認 JulesがJu*と一致しているので、Julesはこのパラメーターによって認識されています このパラメーターの値では大文字と小文字が区別されます。
情報メモ注:- このパラメーターは、実行ユーザーを使ってタスクを実行する場合に必要です。
- このファイルのユーザー名では、スペースとコンマが有効な区切り文字です。
- ms.execution.run.as.user.validation.regexを編集し、ユーザー名変数に不要な命令が挿入されないようにします。デフォルト値は^[a-z][-a-z0-9]*$に設定されています。