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コンテキスト変数を使用したレポートデータベースへの接続

レポートエディターでコンテキスト変数を使えば、レポート結果を保存するデータマート接続を定義できます。

コンテキストパラメーターを定義して、異なる構成におけるデータクオリティレポートの実行に使用できます(ProdTestなど)。一連のレポートを本番で使用する前に、実行および検証する必要のあるさまざまなテスト段階がある場合があります。

Talend Studioでは複数のコンテキストデータセットを作成できます。Talend Studio[Preferences] (環境設定)ウィンドウから1回限りのコンテキストデータセットを作成することも、Integrationパースペクティブの[Contexts] (コンテキスト)ノードからコンテキストデータセットを作成してTalend Studioのリポジトリーに保存することもできます。

その後、Profilingパースペクティブのレポートエディターからこれらのリポジトリーコンテキスト変数を選択し、レポート結果を保存できます。

コンテキスト、およびTalend Studioリポジトリーでそれらを一元化する方法の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

レポートデータマート設定をコンテキストとしてエクスポート

About this task

  • 遠隔データベースをセットアップの手順に従って[Preferences] (環境設定)ウィンドウでレポートデータマートの設定が定義されていること。
  • Profilingパースペクティブを選択済みであること。

レポートデータベースの設定をコンテキストとしてエクスポートし、レポートエディターでコンテキスト変数を使用するには、次の手順に従います。

Procedure

  1. メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)と選択し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを開きます。
  2. フィルターフィールドにReportingの最初の数文字を入力して、リストから[Reporting] (レポーティング)を選択します。
    [Reporting] (レポーティング)ウィンドウの概要。
  3. [Export as context] (コンテキストとしてエクスポート)をクリックし、コンテキスト作成ウィザードを開きます。
  4. ウィザードのステップに従って、コンテキスト変数を定義し、データマート接続、およびレポートフォルダーとロゴファイルのパスをコンテキストとしてエクスポートします。
    コンテキスト作成ウィザードで名前を変更しない場合、コンテキスト変数にデフォルトの名前が付与されます。コンテキスト変数は[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[Contexts] (コンテキスト)ノードの下で一元管理されます。
    コンテキストをTalend Studioリポジトリーで一元管理する方法の詳細は、リポジトリー内でコンテキスト変数を一元管理をご覧ください。
    操作の進行状況を示すメッセージが表示され、すべての接続設定が読み取り専用になります。
  5. 接続を最初の状態に戻したい場合は、[Revert Context] (コンテキストを復元)をクリックします。
  6. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、分析を1つ(または複数)右クリックしてレポートを生成します。
    レポートエディターでレポート設定が開きます。
    [レポート設定]タブと[コンテキスト]ビューの概要。
    エディターの下にある[Database Connection Settings] (データベース接続設定)ビューで、接続設定は定義されたコンテキスト変数に従って既に入力されており、[Preferences] (環境設定)ウィンドウにコンテキストとしてエクスポートされます。
    [Context Settings] (コンテキスト設定)ビューに、コンテキスト接続の値が表示されます。
    [Context] (コンテキスト)ビューには、 [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[Context] (コンテキスト)ノードの下のTalend Studioリポジトリーにエクスポートされて一元化された変数が表示されます。Talend Studioでこのビューが開かない場合は、[Window] (ウィンドウ) > [Show View] (ビューを表示) > [Profiling] (プロファイリング) > [Context] (コンテキスト)の順に選択して開きます。
    情報メモRemember: コンテキスト変数を定義、エクスポートする前にTalend Studioで作成されたレポートは、元のデータベース設定を保持します。別のデータマートやコンテキスト接続で使用する場合は、レポートエディターでレポートを開いてコンテキスト接続を手動で選択する必要があります。詳細は、レポートエディターからコンテキスト変数を選択またはアップデートをご覧ください。
  7. レポートを保存し、実行します。
    レポートエディターで定義されたコンテキスト接続にレポートの結果が書き込まれます。

レポートエディターからコンテキスト変数を選択またはアップデートする

Before you begin

  • Profilingパースペクティブを選択済みであること。
  • 作成され、Talend Studioリポジトリーに保存されているコンテキスト接続が少なくとも1つあること。

About this task

Profilingパースペクティブのレポートエディターの[Context] (コンテキスト)ビューから、次を行うことができます。
  • [Preferences] (環境設定)ウィンドウでデータマート設定をコンテキストとしてエクスポートしていない場合でも、 [Manage variables] (変数を管理)をクリックすればTalend Studioリポジトリーからコンテキスト変数を選択できます。

  • 最初からコンテキスト変数を定義するには、ビューの左上の[+]ボタンをクリックします。

  • レポートのコンテキスト環境を設定するには、ビューの右上の[Manage environments] (環境を管理)をクリックします。

コンテキストと変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

レポートエディターからレポートのコンテキスト接続を変更するには、以下のようにします:

Procedure

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューでレポートをダブルクリックし、レポートエディターを開きます。
    エディターで[Context] (コンテキスト)ビューが開かない場合は、[Window] (ウィンドウ) > [Show View] (ビューを表示) > [Profiling] (プロファイリング) > [Context] (コンテキスト)と選択して開きます。
  2. [Context] (コンテキスト)ビューで[Manage variables] (変数を管理)をクリックします。
    ダイアログボックスが開き、作成されてTalend Studioリポジトリーに集約されたすべてのコンテキスト変数のリストが表示されます。
  3. 現在のレポートの結果の生成に使用するコンテキスト接続のチェックボックスをオンにします。
    1つ(または複数)のコンテキスト接続を選択できます。
    Talend Studioリポジトリーからコンテキスト変数を取得するのではなく、最初から定義する場合は、[Context] (コンテキスト)ビューの下部の[+]ボタンをクリックし、コンテキスト値を定義します。
  4. OKをクリックします。
    [Context] (コンテキスト)ビューと[Context Settings] (コンテキスト設定)ビューに、選択されたコンテキスト接続の変数がリスト表示されます。
    [レポート設定]タブと[コンテキスト]ビューの概要。
  5. [Context Settings] (コンテキスト設定)テーブルのコンテキスト変数の名前を[Database Connection Settings] (データベース接続設定)ビューに書き込みます。context.に続いて変数名を書き込みます。
  6. 必要に応じて、[Context] (コンテキスト)ビューで変更する値をクリックして、コンテキスト変数を変更できます。
    [コンテキスト]ビューでコンテキスト変数を変更する例。
    それに応じてレポートエディターのコンテキスト値は変更されますが、これらのアップデートはリポジトリー内のコンテキストグループにはプロパゲートされません。新しいコンテキスト値を使用して現在のレポートのみを実行できます。
  7. [Database Connection Settings] (データベース接続設定)ビューで、[Check] (チェック)をクリックして、接続できることを確認します。
  8. レポートを保存し、実行します。
    レポートエディターで定義されたコンテキスト接続にレポートの結果が書き込まれます。

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