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一時フォルダーパラメーターを定義

Talend Studioでアーティファクトをデザインすれば、Talend Management Consoleでのタスク実行中に一時フォルダーを使用できるようになります。

始める前に

  • Talend StudioTalend Cloudライセンスを設定しているはずです。

このタスクについて

Talend Management Consoleでタスクの実行時に一時フォルダーが必要な場合は、このコンテキストパラメーターを使用します。タスクがトリガーされる前に一時フォルダーが作成され、タスクにあるどのアクションでも使用できるようになります。フォルダーはタスク実行後に削除されます。

手順

  1. tFixedTaskInputコンポーネントを使用してアーティファクトを作成し、2つのカラムと2つのデータ行を生成し、tFileOutputRawコンポーネントを使用してデータを2つのファイルに書き込みます。

    コンポーネントを設定するには、コンテキスト変数を使用します。

    tFileOutputRawコンポーネントにあるファイルは、context.resource_flow_temp_folder+"/"+context.parameter_oneというパターンを使って定義します。

    [Basic settings] (基本設定)ビュー。
  2. パレットから3つのtJobLogコンポーネントをドロップします。
  3. 最初のtJobLogOnSubjobOkリンクで最初のtFixedFlowInputにリンクします。
    tJobLogで次のログメッセージを定義します: "Working Folder is: " (作業用フォルダー:) + context.resource_flow_temp_folder

    [Basic settings] (基本設定)ビュー。
  4. tFileOutputRawのリンクで、2番目と3番目のtJobLogコンポーネントをOnComponentOkコンポーネントにリンクします。
    ログメッセージを定義します: "Wrote file: " + ((String)globalMap.get("tFileOutputRaw_1_FILENAME_PATH"))および"Wrote File: " + ((String)globalMap.get("tFileOutputRaw_2_FILENAME_PATH"))
  5. [Context] (コンテキスト)ビューで[+]ボタンをクリックし、テーブルに3行追加します。

    このタブがTalend Studioに表示されない場合は、[Show View] (ビューを表示) > Talend をクリックし、[Context] (コンテキスト)を選択します。

    [コンテキスト]ビュー。
  6. コンテキストパラメーターはすべて小文字で定義します:
    1. 一時ファイルの場合は、resource_flow_temp_folderの形式にします。
    2. この例では、パラメータータイプを[String] (文字列)に設定し、[Value] (値)フィールドの一時フォルダーにパスを設定しています。
      必要に応じて、File (ファイル)またはDirectory (ディレクトリー)にパラメータータイプを設定できます。
    3. 作成するファイルについては、parameter_<parameter_name>の形式にします。
  7. Talend Studioでアーティファクトを実行してテストします。
    一時フォルダーは、指定したディレクトリーの2つのファイルで作成されます。
  8. [Repository] (リポジトリー)ツリービューでアーティファクトを右クリックし、[Publish to Cloud] (クラウドに公開)を選択します。
  9. [Open Job Task] (ジョブタスクを開く)をクリックします。
  10. パラメーターを設定した後に、Talend Management Consoleでアーティファクトを実行します。
  11. tJobLogコンポーネントにより生成されるログメッセージを確認します。

    Talend Management Consoleでのタスク実行ログ。
    ログメッセージには、タスク実行中に一時フォルダーが作成されたことが示されます。

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