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SQLユーザー定義インジケーターを作成

Profilingパースペクティブでは、自分用にカスタマイズしたインジケーターを作成できます。

情報メモ要確認: ユーザー定義インジケーターの管理手順はシステムインジケーターの管理手順と同じです。

インジケーターを定義

Procedure

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、[Libraries] (ライブラリー) > [Indicators] (インジケーター)と展開します。
  2. [User Defined Indicators] (ユーザー定義インジケーター)を右クリックします。
    User Defined Indicatorsノードのコンテキストメニュー。
  3. コンテキストメニューから[New Indicator] (新規インジケーター)を選択します。

    [New Indicator] (新規インジケーター)ウィザードが表示されます。

  4. [Name] (名前)フィールドに、作成するインジケーターの名前を入力します。
    情報メモImportant:

    ~ ! ` # ^ * & \\ / ? : ; \ , . ( ) ¥ ' " " " < > といった特殊文字は項目名に使用しないでください。

    ファイルシステムでは、これらの文字はすべて"_"に置き換えられ、重複する項目が作成されてしまう場合があります。

  5. Optional: 該当するフィールドで、その他のメタデータ(目的説明作成者)を設定して[Finish] (終了)をクリックします。

Results

インジケーターエディターが開き、ユーザー定義インジケーターのメタデータが表示されます。
[インジケーターメタデータ]セクションと[インジケーター定義]セクションの概要。

インジケーター定義とカテゴリーの設定

Procedure

  1. [Indicator Category] (インジケーターカテゴリー)をクリックし、リストからインジケーターのカテゴリーを選択します。
    カテゴリーによって、ユーザー定義インジケーターを使用する分析の結果セットから予想されるカラムの数が決まります。
    次のテーブルで、各カテゴリーを説明します。
    インジケーターカテゴリー 説明 予想されるクエリー結果
    [User Defined Match] (ユーザー定義一致) 条件に一致するデータの数を評価します。 結果セットは1行と2カラムになります。1番目のカラムには一致する値の数が、2番目のカラムには合計カウントが含まれます。
    [User Defined Frequency] (ユーザー定義の頻度) 個々のレコードに対してユーザー定義インジケーターを使用してレコードの頻度を評価します。 結果セットは0以上の行と2カラムになります。1番目のカラムには値が、2番目のカラムにはこの値の頻度(カウント)が含まれます。
    [User Defined Real Value] (ユーザー定義実数) データの実ファンクションを評価します。 結果セットは実数を含む1行と1カラムになります。
    [User Defined Count] (ユーザー定義カウント)(デフォルトのカテゴリー) レコードの数を分析し、行数を返します。 結果セットは行数を含む1行と1カラムになります。
  2. [Indicator Definition] (インジケーター定義)をクリックし、[+]ボタンをクリックします。
  3. [Database] (データベース)リストから、インジケーターを使用するデータベースを選択します。
    インジケーターがすべてのデータベースで利用できるほどシンプルなものである場合は、データベースリストで[Default] (デフォルト)を選択します。
  4. [Version] (バージョン)フィールドにデータベースのバージョンを入力します。
  5. 作成するインジケーターのSQLステートメントを定義します。
    1. [SQL Template] (SQLテンプレート)フィールドの横にある[Edit...] (編集...)ボタンをクリックします。

      [Edit Expression] (式を編集)ダイアログボックスが開きます。

      [式を編集]ダイアログボックスの概要。
    2. [Indicator Definition] (インジケーター定義)ビューで、データのマッチングや分析で使用するSQL式を入力します。[templates] (テンプレート)リストからテンプレートをドロップして式を完成できます。

      Example

      上のスクリーンショットのようにカラムの値の最大長を計算する式を設定できます。

      このビューには選択されたインジケーターカテゴリーで予想される各カラムに対応するいくつかの入力フィールドがある場合があります。たとえば、[User Defined Count] (ユーザー定義カウント)カテゴリーを選択した場合は[Where Expression] (WHERE式)フィールドのみが表示されますが、[User Defined Match] (ユーザー定義一致)カテゴリーを選択した場合は、[Matching Expression] (マッチング式)および[Where Expression] (WHERE式)という2つのフィールドが表示されます。

      SQL式は、[Full SQL Template] (完全SQLテンプレート)ビューで自動的に完全なSQLテンプレートに変換されます。

      [完全SQLテンプレート]タブの概要。

      また、SQL式は自動的に行や値を表示するためのテンプレートに変換されます。選択されたインジケーターカテゴリーによってダイアログボックスで利用できるタブが変更されます。

      SQL式を[Indicator Definition] (インジケーター定義)ビューで編集する場合、それに応じて他のタブでもテンプレートがアップデートされます。

    3. [Reset] (リセット)ボタンを使用すると[Indicator Definition] (インジケーター定義)タブのコンテンツに従ってすべてのテンプレートが元に戻ります。
    4. OKをクリックします。
      ダイアログボックスが閉じ、インジケーターエディターにSQLテンプレートが表示されます。
    5. [+]ボタンを使って、同様のステップに従い必要な数だけインジケーター定義を追加します。
      情報メモNote: ユーザー定義インジケーターに含まれるものがSQLテンプレートのみである場合は、[Indicator Parameters] (インジケーターパラメーター)ビューでパラメーターを定義する必要はありません。これらのパラメーターはインジケーターにJavaの実装が含まれる場合にのみ使用します。詳細は、Javaユーザー定義インジケーターを作成をご覧ください。
  6. エディターの上部にある保存アイコンをクリックします。

Results

インジケーターが、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[User Defined Indicators] (ユーザー定義インジケーター)フォルダーの下にリスト表示されます。このインジケーターは、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューからエディターにリスト表示されたカラムにドラッグ&ドロップするだけで、分析済みカラムに対して使用できます。

ユーザー定義インジケーターを使用した分析が一度でも正しく実行されれば、後でデータベースのインジケーター定義テンプレートが削除されても、分析は失敗しません。以前に生成されたSQLクエリーを使用するので、実行され続けます。

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