区切り付きファイルメタデータを一元管理
区切り付きファイルに対してデータの読み取りや書き込みを頻繁に行う必要がある場合は、[Repository] (リポジトリー)でメタデータを一元化することで、簡単に再利用できます。区切り付きファイルメタデータは、tFileInputDelimited、tFileOutputDelimited、t*OutputBulkの各コンポーネントのプロパティを定義するために使用できます。
ファイルスキーマの作成方法は、すべてのタイプのファイル接続でほとんど同様です: 区切り付き、固定長、正規表現、XML、またはLdif。
データベース接続ウィザードとは異なり、[New Delimited File] (新規の区切り付きファイル)ウィザードでは、4つのステップでファイル接続とスキーマ定義が収集されます。
区切り付きファイル接続を最初から作成するには、まず[Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Metadata] (メタデータ)を展開します。次に[File Delimited] (区切り付きファイル)を右クリックして、コンテキストメニューから[Create file delimited] (区切り付きファイル接続の作成)を選択し、ファイルメタデータセットアップウィザードを開きます。
ジョブで定義したファイル接続とスキーマを一元管理する場合は、該当するコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビュー([Property Type] (プロパティタイプ)を[Built-in] (組み込み)に設定した状態)でアイコンをクリックし、ファイルメタデータセットアップウィザードを開きます。
このウィザードで一般的なプロパティとファイルスキーマを定義します。
これで、ファイル接続またはそのスキーマを[Repository] (リポジトリー)ツリービューでドラッグして、新規のコンポーネントとしてデザインワークスペースにドロップするか、既存のコンポーネントにドロップしてメタデータを再利用できるようになりました。ジョブで一元管理されるメタデータの使用方法についての詳細は、一元管理されたメタデータをジョブで使用とジョブにリポジトリースキーマを設定をご覧ください。
既存のファイル接続を変更するには、[Repository] (リポジトリー)ツリービューで接続を右クリックし、[Edit file delimited] (区切り付きファイルを編集)を選択して、ファイルメタデータセットアップウィザードを開きます。
既存のファイル接続に新規スキーマを追加するには、[Repository] (リポジトリー)ツリービューで接続を右クリックし、コンテキストメニューから[Retrieve Schema] (スキーマ情報を取得)を選択します。
既存のファイルスキーマを編集するには、[Repository] (リポジトリー) ツリービューでスキーマを右クリックし、コンテキストメニューから[Edit Schema] (スキーマを編集)を選択します。