Jenkinsを設定
Jenkinsプラグインをインストール
Jenkinsサーバーでパイプラインを実行するために必要なプラグインを追加します。
- Jenkinsで に移動します。
- 利用可能なプラグインを表示するには、[Available plugins] (利用可能なプラグイン)タブをクリックします。
- 検索バーに以下のプラグイン名を入力して選択します:
- Blue Ocean(Pipelineワークフローの詳細を表示)
- Config File Provider(カスタマイズしたmaven設定ファイルをJenkinsに追加)
- Docker
- [Git server] (Gitサーバー)
- Maven Integration
- Pipeline(Jenkinsでスクリプト化された継続的デプロイメントパイプラインのモデリングツールセット)
- Pipeline Maven Integration
- [Install] (インストール)をクリックすると、Jenkinsサーバーを再起動せずに一度にすべてのプラグインをインストールできます。
GitツールとMavenツールへのパスを設定
Jenkinsパイプライン(Git、Maven)を実行するために必要なサードパーティツールの環境変数とパスを保存します。
- に移動します。
- [Git installations] (Gitインストール)エリアに、Git実行可能ファイルを追加します。新しいGitを自動的にインストールしたい場合は、Git実行可能ファイルへのパスを入力するか、[Install automatically] (自動的にインストール)チェックボックスを選択します。
- [Maven installations] (Mavenインストール)エリアに、M3 Mavenツールを追加します。新しいMavenを自動的にインストールしたい場合は、MAVEN_HOMEフィールドにMavenインストールディレクトリーへのパスを入力するか、[Install automatically] (自動的にインストール)チェックボックスを選択します。
- [Save] (保存)をクリックして変更を反映させます。
Jenkinsにログイン認証情報を保存
Jenkinsに、ソース管理ツールおよびデプロイメントコンテナー(Docker、Amazon AWS、Azureなど)のログイン認証情報を保存します。
- に移動します。
Gitパーソナルアクセストークンを使用している場合は、[Username with password] (パスワードを持つユーザー名)を選択します。SSHを使用している場合は、リストから[SSH username with private key] (プライベートキーを持つSSHユーザー名)を選択します。
をクリックし、プロジェクト項目(ジョブ、ルート、テストなど)が保存されているリポジトリーにアクセスするためのGit認証情報を追加します。- IDをgit_talendとします。この識別子は、Jenkinsパイプラインで使用されます。
- [Create] (作成)をクリックして変更を反映させます。
Jenkinsに設定ファイルを保存
- 次のファイルをダウンロードして抽出します:
- Jenkinsで に移動します。
- [Add a new Config] (新しい設定を追加)をクリックし、[Maven settings] (Maven設定)を選択して、Maven設定ファイルを追加します。
- maven_settingsという名前およびIDを付けます。この識別子は、後でJenkinsパイプラインで使用されます。
- [Content] (コンテンツ)エディターで、前にダウンロードしたmaven_settings.xmlファイルのコンテンツを貼り付けます。
- ファイル(40行目)に定義されているNexusアーティファクトリーのデフォルトのURLは、localhost:8080です。環境に応じて値をアップデートします。
-
ダイナミックディストリビューションを使用するBig Dataユーザーのみ: Nexusローカルリポジトリーをプロキシとして定義して.jarファイルのダウンロードを高速化するために、以下のサーバーとリポジトリーを設定ファイルに追加します:
<server> <id>dynamic-distrib</id> <username>admin</username> <password>Talend123</password> </server>
<repository> <id>dynamic-distrib</id> <name>dynamic-distrib</name> <url>http://localhost:8081/repository/dynamic-distrib/</url> <layout>default</layout> </repository>
完全な設定にするには、 Talend Studio メニューでTalendプロキシを前もって追加しておく必要があります。
詳細は、最新のビッグデータプラットフォームをダイナミックに追加をご覧ください。
- [Submit] (送信)をクリックします。
- [Add a new config] (新しい設定を追加)をクリックし、[Groovy file] (Groovyファイル)を選択して、Jenkinsのヘルパー設定ファイルを追加します。
- jenkins_talend_helperという名前およびIDを付けます。この識別子は、後でJenkinsパイプラインを作成で使用されます。
- [Conten] (コンテンツ)エディターで、Groovyファイルの内容を貼り付けて[Submit] (送信)をクリックします。
- [Add a new config] (新しい設定を追加)をクリックし、[Custom file] (カスタムファイル)を選択して、Talendのライセンスファイルを追加します。
- licenseという名前およびIDを付けます。この識別子は、後でJenkinsパイプラインを作成で使用されます。
- [Conten] (コンテンツ)エディターで、ライセンスファイルの内容を貼り付けて[Submit] (送信)をクリックします。
これらのファイルには、アーティファクトリポジトリーへの接続情報、パイプラインステップの定義、ライセンス情報が含まれています。これらのファイルはJenkinsパイプラインの設定で参照されます。
NexusにCI Builderプラグインを保存(非推奨)
CI Builderプラグインはビルド時に必要で、P2ベースのTalend CommandLineを自動的にダウンロードしてインストールし、プロジェクトでPOMファイルを生成するために使われます。
情報メモ注: Talend CI Builder 8.0.4以降の場合、次のステップはオプションです。Talend CI Builder 8.0.4以降は公式のTalendリポジトリーで利用できます。このリポジトリーは、maven_settings.zipファイル内で参照されています。
- ライセンスメール、またはTalend Cloudアカウントの[Downloads] (ダウンロード)ページにある[Continuous Integration (CI) for cloud] (クラウド向け継続的インテグレーション(CI))セクションから、CI Builderプラグインアーカイブを取得します。
- Nexusアプリケーションを開始し、アカウントにログインします。
- talend-custom-libsというリポジトリーを作成し、お使いのNexusリポジトリーに外部ライブラリーをアップロードします。
- Nexusのホームページで、左パネルにある[Browse] (参照)をクリックします。
- リストで、talend-custom-libsリポジトリーを選択します。
- 左パネルの[Upload] (アップロード)をクリックして、CI Builderファイルをアップロードします。
- [Choose assets for this component] (このコンポーネントのアセットを選択)エリアで、前にダウンロードしたCI Builderファイル(builder-maven-plugin-8.0.x.jarとbuilder-maven-plugin-8.0.x.pom)を参照します。
- [Upload] (アップロード)をクリックします。
CI Builderファイルがアーティファクトリポジトリーにアップロードされます。このプラグインはCIパイプラインで使用されます。